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最近の Eyes, JAPAN では、社員の食事会に入れ替わりでアルバイトの一人が参加するようになっています。
今月の食事会には私が参加してきました。
今月のお店は蕎麦酒菜「祥」さんです。
山菜などを使った蕎麦がメインで、社長の嫌いなきのこの蕎麦もたくさんありました。
参加する前は、木曜のミーティングの後のような、和やかな食事会だと思っていたのですが、仕事の状況や改善点などを各々が意見を出し合いながら進めていく、緊張感のあるものでした。
雰囲気に呑まれ、かつプログラマ的観点からの意見は社員の方がまとめてくださったので、口数少なく、もくもくとみなさんの意見を咀嚼していました。
食事会も終わりに近づくころ、社長から会社の良い点と悪い点をそれぞれ 5 個挙げてくれ、と言われました。
どうやら、参加したアルバイトの方には毎回聞いているようです。
私は食事会中考えていたことについての自分の意見を言いました。
主に悪い点についてしか考えていなかったので、良い点を挙げるのには時間がかかりましたが (テキトーに挙げることはいくらでもできますが、月並みな回答は有用でないので悩みました。)
私の意見が会社のシステムの改善に役立つことを願っています。
この食事会の例だけでなく、Eyes, JAPAN の勉強会では「悪い点」を指摘する場が用意されています。
人間なら誰しも、良い意味と悪い意味両方において考え方は偏っています。
その偏った考えに基づいて意見をわざとぶつからせることで、よりよい答えを見つけられる可能性を作り出すことができると思います (なぜならほとんどの意見は局所最適解でしかない確率がきわめて高いからです。)
そういうわけで、このような悪い点の指摘というは問題解決においてとても重要なことだと思います。
担当: 齋藤 (悪い点を指摘しないのは優しいんじゃなくて甘いだけ)