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Re: Re: Re: プレゼンに言葉はいらない?

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

先週の21日から23日まで、近くの文化センターで開かれた絵画教室の展覧会に参加してきました。
自分はデッサン2点と3DCGを出品したのに加えて、なんと今回は「コンピュータをアート」をテーマに講演させていただく事となりました。

さて、そのプレゼンの準備で一番問題になったのが、ずばり「年齢層」と「知識」の問題でした。
普段会社で行っているプレゼンは、学生・もしくは専門職の人がターゲットなので、おのずと年齢層も狭く、ある程度コンピュータの知識がある上での話ができるのですが、今回会場に来ていただいた方々は上は93歳から下は5歳までと、実に80歳以上の年齢差があったのです。
この年齢幅に加えて、ほとんどの方がCGはおろかコンピュータの知識もない状態でした。
では、この条件で自分はどんなプレゼンをすればいいのでしょうか?
これがもし「コンピュータをプログラミング」でしたら、即、さじを投げていたでしょう。
しかし、今回のテーマは「アート」です。できる限りビジュアルに訴えるプレゼン(上映会)にしてはどうだろう?と思い、ありったけのお勧め作品を見せながら、合間、合間にちょこっと「ポリゴン」やら「テクスチャ」やらの説明を入れてみました。
結果は大成功。爆笑もあれば、目を丸くしている幼児もいました。
また講演終了後、93歳のおじいさんから「CGはよくわからんが、君のやっていることはとても面白いと思うよ」と言って頂けました。

人に「伝える」事の難しさと、その面白さがちょこっとだけ分かったような、そんな貴重な経験をさせていただきました。
また機会があったら挑戦してみたいです。

KASAGI (ネオ・ヴィジュアル系)

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