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文系学生が会社組織の一員になり「主体性」の重要性に気づくまでとこれから取り組むこと

ShirokaneDaichi

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

はじめまして。今回、初めての投稿となるshirokaneです。

簡単に自己紹介をすると、私は仙台にある私大の文系学部に所属しております。元々私は休日には友達と朝まで遊び、朝から晩まで寝るといった完全に昼と夜が逆転しているような生活を送っていたのですが、あるときから「何も身についてない現状」に対して漠然と将来に対する不安を覚えるようになりました。色々と調べてぬたところ、これからはITの時代であり、プログラミングの需要が高いらしい、という話を目にしました。文系な私には全く縁もゆかりもない領域だったのですが、これが私がプログラミングに興味を持つようになったきっかけです。

プログラミングに触れ始めたのは今年の3月ですが、EJスタッフであり同じ大学の先輩でもある佐藤流星さんからの紹介もあり、福島県会津若松市に拠点を置くEyes, JAPANにリモートメンバーとしてジョインさせていただきました。この経緯は先日公開された「EJアルバイトインタビュー【Vol.1】文系学生が専攻と真逆のIT業界にリモートワークで挑戦するワケ」の記事にも詳しく書かれていますので、ぜひこちらもご覧頂ければと思います。

さて、この記事では会社という組織に加わり、働く上で気づいた「主体性」の重要性について、私なりの解釈を書いてみます。

どの職業でも共通して意識するべきと感じた「主体性」

私は会社という組織に加わり数ヶ月が経過したのですが、軽微なHTML&CSSの修正はある程度できるものの、未だに技術面での貢献度には課題があると感じていました。そこで社長や他のスタッフの方々のアドバイスを参考に、どうすれば現状を打開できるのか考えてみました。

そこで導かれた一つの解が「主体性を持って行動すること」です。より具体的に表すと「自ら提案する」がより深く重要になるのではないかと思います。

三省堂 大辞林 第三版によると、「主体性」は次のように書かれています。

自分の意志や判断に基づき、自ら責任を持って行動する態度や性質です。
(引用:三省堂 大辞林 第三版)

 

私のように未だに貢献度に課題があるような人は、何も失う恐れがないからこそ主体性も持って行動することがチャンスにも繋がるのではないかと感じます。

仕事をする上で、上司から言われたことを一生懸命行うのはもちろん大事です。しかし、言われた事をただ何も考えずひたすらやるのは、単純作業と何も変わりません。仕事というのは、自分で考え、提案をし、成果をあげる。具体的に言えば、「上司の期待を超えるには何をすれば良いのか」「会社の利益になるような事とは何なのか」を考えます。その自分で示した案を上司に提示し、実行することとなれば責任を持ってそれに取り組む。たとえ提示した案が採用されなかったとしても、会社がより良い方向にいけるような案を考え続ける。これが仕事の意義と考えます。

「思考停止」という言葉をたまに耳にしますが、この言葉はまさに「単純作業」に当てはまるのではないでしょうか。一見すると一生懸命タスクに取りかかっているようでも、思考停止状態で取り組んでいるようでは「あるべき姿」を想像することができず、それ故に「現状の課題」に気づくこともありません。「そのタスクは本当に必要なものなのか」「誰がやるべきものなのか」「やり方は適切なのか」等々のことを見失うことになりかねません。

偉そうにここまで書きましたが、私自身、「自ら提案して動く」が全くといっていいほど体現出来ていませんでした。完全なる自分へのブーメランです。自分がこの記事で書いたことを体現できるように、常にwhy思考を働かせて、普段の生活から物事を捉える努力をしていきます。技術面で貢献できていない今だからこそ、どんどん新しい提案をしていき、行動を重ねていくことが会社に対してできる私なりの貢献なのではと考えています。

 

「主体性を持って行動する」から気がつくこと

堕落していた学生という身分と会社という組織。二つの側面における主体性の部分で大きな差を痛感させられましたが、その中で大事にしたいと思えることが芽生えてきました。

一つ目が、強固な精神力をもつことです。元々私は大学という狭いコミュニティの中で何も考えないで、行動をしていなかったという事実があります。

しかし、会社という組織にジョインしたことで気づかされることが多くありました。実際に社会人としての在り方や、マナーの部分で注意されたり、叱られることも何度かありました。そこで上司の教えから、主体性を持って行動し、成長してやろうと思えることができました。主体性を持って行動するということは、出来ないことが多かったり、成功より、失敗の方がたくさんあると思います。

主体性を持って仕事をされている大人の方々は、たくさん失敗をして、たくさん悔しい思いをされてきたと思います。しかし、主体性を持って行動を続けてきたからこそ、今の環境や、地位、強靱な精神力が身についているのだと気づかされました。高度な技術を持った大人の方々と関われるこの貴重な環境で、主体性を持って行動することを意識していきたいです。

大学を卒業し、社会人になるときには、「鋼」のメンタルを手に入れていたいです。

 

主体性、主体性とさっきから主張が激しいですが、その主体性を生かせるポジションを自ら作り出す努力も必要なのではないでしょうか。実際に私は今まで受け身な姿勢で、自分からのアクションがとても少なかったです。私と同じく、職場で受け身なまま自分からアクションを起こせていないという人も多くいるのではないでしょうか。

そこで、参考にして頂きたいのが、Eyes, JAPANでプロジェクトマネージャーをされている藤沼さんの「学生・新人の皆さんが飛躍するために心掛けてほしいこと」という記事です。まだ組織に貢献できてない方や受け身な姿勢が抜けない方には是非見て頂きたいです。(自分はこの記事を読んで考えがガラッと変わりました。)

こちらの記事にも書いてあることなのですが、会社という組織=学校ではないのです。初心者という肩書きや学生という身分も会社という組織にジョインしたら、会社の一員であるという責任感を常に持つ必要があります。そして、その責任感を全うするための成果を上司から与えられるのではなく、自分から、作り出していかなければなりません。

 

この記事を書いてる私も最近までは何をすれば良いのか分からず、ひたすらさまよっているような状態でした。会社でポジションを確保することが大事だと知った私は、まだポジションを確保できていませんが、会社という組織でポジションを確保しようと努力しています。

私の場合、前提条件として、技術面では他のエンジニアの方々に劣っているという事実があります。 そこで、あまり競争相手がいない分野に取り組むと自分のポジションを見つけやすいのではないかと考えました。そこでまずきっかけづくりに取り組むことにしたのが、NoCodeです。

NoCodeという言葉を一度は聞いたことがある方も多いかと思いますが、その名の通り、コードを書かないでWebサイトやアプリを作成するといったものです。実際に取り組んでいる最中なのですが、時間の短縮や複雑なコードを書かなくても簡単に実装できるのがNoCodeの強みです。コードを書かなくても良いNoCodeはこれからどんどん需要が高まってくるのではないでしょうか。

私がNoCodeを選んだ理由の一つには「現時点で周りにライバルがさほど多くなく現時点でNoCodeに関する技術を深めれば優位なポジションを確保できるのではないか」というものがあります。きっかけづくりにあたっては、理由付けは「自分が取り組んでいて面白い」とか、そんな理由でも良いと思います。競合が多くいても「その分野でも折れずに頑張ることができる」といった気持ちがあれば、きっとポジションを掴むための努力を続けられるでしょう。

私もまだまだですが、駆け出しのエンジニアで似たような悩みを抱えていらっしゃる方の参考に少しでも参考になれば幸いです。

 

そして最後に「主体性を持って行動する」から気づいたことが両親への感謝です。今までは、ただアルバイトをして、遊んで、大学になんとなく行くといった受け身な生活を送っていました。これが恥ずかしながら自分の中で当たり前のようになっていました。

しかし、先ほども挙げたように、受け身ではなく、主体性を意識すれば自分に足りないことに気づく機会も多くなります。その中で両親への感謝は特に浮き彫りになりました。「家庭を養う」ということがどれだけ大変なことで、偉大なことか。両親に何不自由ない生活を与えていただいていますが、その裏では、たくさんの苦労があるのだと19歳という年齢で実際に会社という組織に加わることで感じ取ることができました。主体的に物事に取り組むことが私を支えてくれている両親への感謝に繋がると思いますし、親を喜ばせてあげられるような大人になりたいとも思いました。

今度、日頃の感謝も込めて、お高いレストランにでも連れてこうかなと思います。

 

 

 

 

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