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ジョルジオ・アルマーニに学ぶ

yamadera

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

今日、銀座に一等地にジョルジオ・アルマーニのタワーがオープンする様
ですね。アルマーニのスーツは、5年位前から主に海外に行った際、セカ
ンドラインの「EMPORIO ARMANI」ですが、何着か購入しています。
一流の仕事をするには、一流とは何かを自分自身で体験する必要があると
考えているからです(車にしても、ホテルにしても自分への投資として、
単なるブランド信仰ではなく、可能な範囲で一流を選ぶ様にしています)。
着てみると、その着やすさと抜群のラインで、ここ一番の仕事や、気合い
を入れたい時等に愛用しています。またダイエットに成功して一番痩せて
いる状態の時に、ジャストサイズでフィッティングしているので、安くは
ないスーツを無駄にしたくない気持ちが強く働くので、その後の体型維持
にも非常に効果的です。

コングロマリット化する他のブランドとは大きく異なり、遅咲きの40代に
なってから創業し、IPOする事も無く、彼独自の創造性や革新を30年近く
常に提供し続け、今でも現役で、売上50億ユーロ(約8,000億円)を一代
で成し遂げたアルマー二とはどんな人物なのか興味がわき、数年前に彼の
自伝を読んだり、ドキュメンタリーDVDを観てみました。

ジョルジオ アルマーニ 帝王の美学

アルマーニ

自伝やDVDからは、彼は仕事中毒で、仕事においては非常に厳しく、神は
細部に宿ると言いますが、まさにそれを日々実践し細部まで非常にこだわり、
常に若さを保つ努力を欠かさない非常にエネルギッシュな人という印象で
した。他人に厳しい反面、自分自身にはもっと厳しく、天から与えられた
仕事を全うする孤独な完璧主義者なんではないでしょうか。

以下wikipediaより引用(抜粋)
>アルマーニ語録で「私はニセモノが嫌いだ。見せかけの真実は見たく
>ない。」は有名である。モード界の帝王と呼ばれ、完璧主義者である。
>完璧主義であるがゆえ、中途半端な外国語は話さない。2005年の来日
>時に「引退後の後継者は?」と質問され、「私が70歳のおじいちゃんに
>見えますか」と軽くあしらった。
>アルマーニの服には、時代を超えたエレガンスがあり、究極のモダニズム
>が宿っている。表現が悪いかもしれないが「着る人を選ぶ」ブランドである。

パリに行った際も、Armani Casaというインテリアショップにも立ち寄り
ましたが、その素材や機能、デザイン全てに彼の「強い意志」が伝わって
きました。なんでも私も尊敬する(ちなみにこれは私の父の影響かな?)
建築家の安藤忠雄氏との親交が深い様ですが、彼のミニマリズムと共通した
美しさを感じますね。

私も、経営者として常にAppleのSteve Jobsの様にまさに刺激的な存在で、
放漫で、暴虐で、激しく、無い物ねだりの完全主義者、かつ未成熟で、かよ
わく、感じやすく、傷つきやすくもあり、そして精力的で、構想力があり、
カリスマ的で、さらにおおむねは強情で、譲らず、まったく我慢のならない
男であり、アルマーニの様にニセモノが嫌いで、見せかけの真実は見たく
ない完璧主義者であり続ける様に努力したいと思います。

ファッションに興味が無い方でも、自伝やDVDは楽しめるのでぜひ秋の
夜長にいかがでしょうか?

担当:山寺

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