Eyes, JAPAN
名刺交換(Reminds me American Psycho: Business Card Scene)
Eyes, JAPAN Blog 編集部
先々週からメディカルや車関係のいくつかのEXPOや商談会に参加してきました。スタッフが日々頑張って開発してくれたEyes, JAPANの魔法と区別がつかない様な優れた技術を、トップセールスで一生懸命宣伝してきました。実際のビジネスに結びつくのはもう少し先になりそうですが、反応は上々といった所でしょうか。
この様に外に出る機会も多いのと、会社の代表という立場もあり人に会う機会が多いのですが、常々、名刺交換はビジネス上大事な儀式であり、名刺はその人自身を表していると思う事があります。
今まで頂いた名刺でも、政治家や著名人などで連絡先も何も書いていなくてただただ名前だけ書いてあるものや、メモを書く欄が最初から用意されているもの、非常にデザインに凝ったものなどはやはり記憶に残りますね。最近、上手いアイデアだなと思った名刺はアーティストの名刺なのですがこれはある意味ポストモダン的発想ですね。
ただ何となくバランスの悪いデザインや、似顔絵やら何やらごてごてしているもの、名刺入れに入れっぱなしで角が痛んでいるもの、自分でプリントした様な紙だったりすると仕事以前に残念だなという気持ちになります。
Eyes, JAPANの名刺は、エレベータトークでもネタがつきない様に色々と趣向を凝らしているつもりです。以下がいくつかのこだわりを紹介します。
・名刺入れに入れやすい様に、一回り小さい欧米サイズ
・会社のロゴを点字でも入れているので触っても楽しめる
・肩書きもちょっと面白いものにしています(ちなみに私はChief Chaos Officer)
・会社のVisionでもあるArthur C. Clarkeの”Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.”という言葉が入っています
・背景の比率は、黄金比で分割
・フィレンツェの世界最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェラのアルメニアペーパーの香りを付けています(これは私のみ)
そこまで書くと、実際の名刺を見たい方もいるのではと思いblogにイメージを掲載しようかと思いましたが、実際に差し上げた際の感動が無くなるのであえて掲載を見送りましたので、ぜひ直接お会いした際にお渡ししたいと思います。
余談ですが、名刺交換といえば映画「アメリカンサイコ」のこのシーンは強烈でしたね。私は80年代のバブル世代(個人的にはあまり享受できませんでしたが)だったので色々な意味で印象に残っているシーンです。
American Psycho: Business Card Scene
映画自体は最初は???という感じでしたが、あとになってまさに80年代の空虚感(空っぽ感)を体現した様な映画だったんじゃないかと思いました。あの時代を生きた方は、ある意味共感できるのでは?
担当:山寺