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メタ・アナリシス

Rei Kumazawa

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは、大学2年生の熊澤です。

このたび唾液がんマーカープロジェクトの方に参加いただきました。

自分の担当は統計全般です。

ですが、自分には統計の知識や経験などはないので0からのスタートとなります。

今行っているのは、主に統計手法のひとつであるメタアナリシスについての知識を蓄えているので、ここではその一部を紹介していきたいと思います。

 

・メタ・アナリシスとは

複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること。

など書いてありますが、簡単にいうと重み付け平均だと思ってください。

この解析の利点は、小さな規模での研究も数多く集め統計をとることにより信頼性が高いものになるところです。

・必要なデータ

  1. サンプルサイズ、平均といった効果量を求めるための統計量
  2. 論文の識別情報
  3. P(患者)I(介入)C(比較対象)O(アウトカム)

・研究の評価

感度分析が一番取り扱いやすいらしいです(まだあまり詳しく知らない…)。

簡単に説明すると、質の低い研究を含む・含まないを比較するのに用いるそうです。

・メタ・アナリシスで用いる質的データの効果量

例えば、研究Aと研究Bがあり、その各結果が同じことを述べていても統合することにより逆の結果になってしまうことがあります(シンプソンのパラドックス)。

なので、メタ分析では各研究の効果量を重み付けした平均を用います。

  1. リスク差→(介入群の比率)-(統制群の比率)
  2. NTT(Number needed to tread)→1 / |リスク差|
  3. リスク比→介入群の比率 / 統制群の比率
  4. オッズ比→[介入群の比率 / (1 – 介入群の比率)] / [統制 群の比率 / (1 – 統制群の比率)]

・まとめ

このあと、異質性やバイアスの検討などいろいろやっていかなければならないのだが自分の知識ではまだ多く語れません。

今後の課題は早急にメタ・アナリシスについてもっと多くの知識を蓄えて行く予定です。

あとRの勉強もしていかなければなりませんね。

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