開発
絵文字で楽しくコーディング!? Ruby絵文字化Gem
shimizu
プログラミング言語といえば、Mind・なでしこなどの日本語プログラミング言語やScratchなどのビジュアル言語といった例外を除きますと、一般的には英単語をベースにした命令を使って記述していくものです。ただし、今日ではコーディングに使用できる文字に制限があるわけではなく、極端な例では絵文字で書いたってかまわないわけです。
という自由で柔軟な発想で生まれた(と思われる)のが、Ruby用のメソッド絵文字化Gem ActiveEmojiです。これを導入すれば、ArrayやStringといった主要なクラスのメソッドを絵文字で書くことができます。
例えば、Arrayのeachは「?」、Stringのlengthは「?」と言った具合です。
添付されているサンプルによると、Fizz Buzzもこのように楽しげな雰囲気になります。
require 'active_emoji' ✊ = ?.➖ ? ☝ = ✊.▶ ✌ = ☝.▶ ? = ✌.▶ ✋ = ?.➕ ✌ ☎ = -> (?) { ? ? % ✋ == ✊ && ? % ? == ✊ ? "??" : ? % ? == ✊ ? "?" : ? % ✋ == ✊ ? "?" : ? } ☝.? (?) { |?| ☎.?(?) }
見方を変えると、万国共通の絵文字を使えば言葉の壁を超えてコラボレーションしやすくなるのではないか!?という発想もできなくはないなという気にさせてくれるジョークソフトでした。
情報元:週刊Railsウォッチ(20180202)Rails 5.2.0 RC1と5.1.5.rc1リリース、Rails 6開発開始、メソッド絵文字化gemほか