Eyes, JAPAN Blog > ドメイン設定・設計の妥当性検証サービスの紹介

ドメイン設定・設計の妥当性検証サービスの紹介

Masato Kaneko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

独自ドメインは、ドメイン名の情報を提供するネームサーバ (DNS サーバ) の設定や設計を正しく行った上で運用する必要があります。
それらが正しく行われないと、名前解決が出来なかったり、名前解決した結果が思うようなものでなかったり、さらにはセキュリティの問題も出てきます。
そういったことが起こらないよう、ドメイン名から得られる各種情報から、設定や設計が適切かどうかを検証することの出来るサービスがありますので、紹介したいと思います。

DNS Inspect – Free DNS checking tool with IPv6 support

DNS Inspect では、ドメイン名を入力すると、グルーレコードの有無、Lame Delegation の有無、ネームサーバの一貫性など、様々な DNS 設定や設計の妥当性をチェックすることが出来ます。
ドメイン名の設定が適切でない場合は、それを検出して指摘してくれるのと、100 点を満点として採点してくれます。
問題を抱えたまま運用されてしまっているケースも十分あり得ますので、深刻になる前にこういったサービスでチェックをしておいて、問題点を改善しておくと良いでしょう。

SolveDNS – Extensive DNS Server Tests

SolveDNS は、DNS Inspect のような検証項目のほかに、DNS Speed Test といって、世界各地から対象ドメインの権威 DNS サーバまでのレスポンスタイムを計測して表示してくれる機能があります。
海外で名前解決される際にどれくらいの時間がかかっているのかを簡単に把握することが出来ますので、ネームサーバの配置を見直すきっかけに利用しても良いかもしれません。

他にもこういったサービスはたくさんありますが、上記だけでも最低限の問題は検出出来ますので、ネームサーバの設定や設計を見直すきっかけに利用していただければ幸いです。

(ネームサーバの情報は公開情報ですので、許可するものでもありませんが、弊社のドメインも勝手にチェックしていただいて構いません。)

Comments are closed.