開発
Lisper になるための第一歩
Shota Oikawa
こんにちは、学部1年のアルバイトスタッフの及川です。
1ヶ月ほど前から ANSI Common Lisp の勉強をしています。
なぜ、Lisp を勉強しようと思ったのか?
人工知能に関する情報を調べていたところ、Lisp という文字列をよく見かけたので興味が湧いたからです。
Lisp とはどのような言語なのか?
Lisp は関数型言語で、数多くの Lisp 方言が存在しています。Lisp 方言の中に主流となる2つの方言があります。ANSI Common Lisp と Scheme です。私は ANSI Common Lisp について学んでいるので、そちらについて紹介していきます。
ANSI Common Lisp はマルチパラダイム言語です。つまり、様々なプログラミングスタイルをサポートする言語です。オブジェクト指向プログラミング、関数的プログラミング、ジェネリックプログラミング、DSL プログラミングのようなパラダイムが ANSI Common Lisp で快適に書けます。
ANSI Common Lisp を始めるための準備
Lisp を実行するためのコンパイラはたくさんあり、私はオープンソースの CLISP を使っています。以下のリンク先で、どのような処理系があるのかが書いてあります。
処理系:選び方の目安
Lisp の書き方
Lisp は () を多用して書いていきます。サンプルをいくつか書いていきます。
(+ 3 5)
;; 8 が返ってきます
(print “Hello, World”)
;; “Hello, World” が返ってきます
コードを書いていくと、コードの終わりの括弧が多くなったりします。私はその瞬間に快感を覚えます。
コードの終わりが )))))) なんて量の括弧が出た時は、括弧の対応をしっかりしていないと後で泣くことに…….
私はいつも、こちらの本で勉強しています。私の聖書です。
Land of Lisp 著: Conrad Barski, M.D.
訳: 川合 史朗
ここまでお読みいただきありがとうございました。