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最近、「ムービー一眼」でお馴染みのLUMIX GH1を購入しました。
ちょっと前の機種ですが、デジタル一眼レフで初めてAVCHD記録のFull HD撮影ができるということで話題になりました。
Eyes, JAPAN にも EOS 7D という動画対応一眼レフがあり、こちらも Full HD の撮影が可能です。
以下、テスト動画。
圧縮しすぎました。
デジタル一眼で動画を撮るメリットは間違いなく “レンズ” にあります。
スチル写真の様な被写界深度の画を動画として記録できるのです。
デジタルビデオカメラと比べるとボケ感は全く次元の違うものになります。
しかし、交換するレンズを手に入れなくてはどうしようもありません。
メーカー純正のレンズはとても高価で、学生が趣味で使うにはちょっと敷居が高いかもしれません。
そこで登場したのがマイクロフォーサーズという規格です。
オリンパスとパナソニックによって策定された規格で、フランジバック (素子からレンズマウント部までの距離) が極端に短いのが特徴です。
これにより本体が小型・軽量化されるだけでなく、レンジファインダーカメラ用レンズなどのバックフォーカスの短いレンズが、アダプタを装着することで使用できるようになります。
最近登場したアダプタでは、30年以上前の Canon の規格であるFDマウント用アダプタが注目を集めました。
FDレンズは中古のものは安価で手に入るので学生に優しいレンズです。
良いレンズが安く手に入るようになり、一眼レフで映像を撮る人が増えてきています。
Vimeo などにアップされる作品もここ最近、グッとクオリティを上げているように思います。
3Dも賑わっていますが、2Dの硬派な実写映像も増えていってほしいものです。
担当: 綱藤 (TS35mmFDがほすぃ)