カメラ
小さな巨人
ambo
どうも、EJ写真部の部長のほう、安保です。最近ではデジタルカメラのどの機種にも動画撮影機能が標準で採用されるようになり、一眼レフだけでなくコンパクトタイプでもHD動画が撮影できるようになりました。さらには携帯電話に搭載されているカメラでも非常にきれいな映像を手軽に撮ることができるようになってきています。そんな中、全編にわたって携帯電話のカメラで撮影した映像を使用しているショートムービーが話題になっています。その動画はこちら↓
Splitscreen: A Love Story from JW Griffiths on Vimeo.
一見しただけではとても携帯電話で撮影した映像には見えないかと思います。もちろん、携帯電話だけで使われている映像が撮れる訳ではなくポストプロダクションの段階で大きく手を入れられていることは確かですが、そうであってもそういった編集で魅力的な画に仕上がるほどの素材が撮影できるというのは驚きです。
昨年、Appleから発売されたスマートフォン「iPhone 4」も前モデルにくらべてカメラの性能が向上しており、動画撮影も可能になったということから、ムービー作りに挑戦する人たちも多く見受けられます。「iPhone 4」の場合はiPhone上で動画編集アプリを使用できるので、撮影から編集、アップロードまでをそれだけですましてしまうことも可能です。
Apple of My Eye – IPHONE 4 FILM from Michael Koerbel on Vimeo.
iPhone 4 Film (FIRST Corporate Film) – “156 Turns” – Ducati Multistrada – Pikes Peak
このように携帯電話やコンパクトデジカメなど、人によってはよく持ち歩く身近なものを使用してより魅力的な映像を撮影することができるようになっています。さらに先のスマートフォンのアプリのように、撮影した映像に手を加える編集ソフトについても小さなコストで手に入れることができるので、こうしたムービー制作の敷居はかなり低くなってるのではないかと思います。また、 YoutubeやVimeoなど動画共有サービスも普及しているので、自分の作った映像を手軽にアップロードして他の人に見せることができ、同じように他の人が作った映像を手軽に見ることができます。
数ランク上の一眼レフカメラや編集ソフトについても、プロでも使用しているようなものをそこまで高い費用 (個人差があります)を出さなくてもそろえることができるので、手軽に遊ぶだけでなく、より高みを目指したり自分のこだわりを追求したりするようなスタイルでいくことも難しくありません。
映像制作に興味があるけど最初の一歩がいまいち踏み出せないという人は、携帯電話やデジカメなどからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?そして、もっといいものを作りたい、もっと面白いものを作りたいと言う気持ちになったらどんどんステップアップしていきましょう。
担当: 安保 (こういうのも好きです)