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情報のフォーマット

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

情報を受け渡す際には、情報のフォーマット (表現方法) が非常に重要です。
フォーマットがきちんと定まっていないと、情報を完全に伝えることができなかったり、齟齬が生じたりすることがあります。

Web 上には大量の情報が存在していますが、これらの情報のフォーマットは必ずしも統一されているとはいえません。
そのため、ソフトウェアが情報を処理する際に、多大な労力を必要とすることが多いです。

実際に、HTML には改行を表現する br というタグがありますが、これは見栄えのためだけに使われていることが多いです。
このような HTML をソフトウェアが処理しようとすると、その改行がどのような意味を持っているのかを正確に知ることはできません。
段落の終わりであれば、p タグを使うべきですし、もう少し大きなまとまりであれば、div タグなどで区切ったほうがいいでしょう。
人の目からの見た目は同じだとしても、ソフトウェアから見ればまったく違って見えます。

せっかく Web 上には大量の情報が溢れているにも関わらず、それらを有効に活用できることはそれほど多くありません。
ソフトウェア開発者に限らず、情報を発信する人は、そのフォーマットにも気を配ってほしいものです。

担当:齋藤 (世界が XML で溢れますように)

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