昨日のblogで、仕事の「量」から「質」への転換を強く意識し、様々な「Lifehack」を実践していますと書いたのですが、私自身が実践している具体的な「Lifehack」をいくつかご紹介したいと思います。

●Lifehackその1：週に一回は早起きをし朝食を外でゆっくり頂く。
→ 朝早起きをするだけで退屈な通勤風景ががらっと変わります。また朝のコーヒーと焼けたトーストの匂いは何物にも代えられない余裕とゆとりを生みます。

●Lifehackその2：いわゆる西洋的な音階にとらわれない音楽も聴いてみる。
→中近東等のいわゆるドレミの音階で書かれていない音楽を聴くと、仕事のリズムも変化がついて生産性が上がります。お勧めはパキスタンのNusrat fateh ali khanなんかでしょうか。

●Lifehackその3：自分が普段読まない様な雑誌（Vogue等）も積極的に読んで見る。
→ダーウィンの進化論によれば、「最も強い種が生き残るのではなく、最も賢い種が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる種である」だそうですが、特に中年からの男性は、いつも同じファッション、同じ食事、同じ話し相手、同じ環境に陥りがちで、変化を嫌う傾向にあるので、自分とは全く異なるVogue等の女性視点の雑誌を見て世の中のトレンドに触れるのも良いかと思います。

●Lifehackその4：水泳やスキー等のスポーツをし、仕事以外で熱中できる事を見つける。
→スポーツはもともとあまり好きでは無かったのですが、健康を保つため水泳を始めました。水泳自体は結構好きだったのですが、これがやると結構ハマってます。1日30分くらいですが、耳栓をして泳ぐと世界から遮断され自分一人の世界に没頭でき、気持ちも非常にリフレッシュされよく眠れる様になりました。また今年の冬からスキー等のウィンタースポーツも積極的にやってみたいですね。今後はパラグライダーや、格闘技、エクストリーム・アイロニングなんかもやってみたいと思っています。

●Lifehackその5：ワインやアロマキャンドル、花、香水等匂いに注意を払ってみる。
→女性と違い、男性は意外に匂いに注意を払っていないと思いますがワインを飲んだら、自分なりにどんな匂いかを自分の言葉で表現してみる。またお風呂でアロマを焚いたり、花の匂いを楽しんだり、香水等もまとってみて五感の一つである嗅覚も積極的に刺激しています。

●Lifehackその6：独創的なおいしい食事を食べる。
→毎年海外に行っているので、毎日最低予算を決めてできる限りの美食を毎日楽しんでいます。ヨーロッパ（特に北の方）はあまり独創的な料理に出会った事は無いのですが、アメリカの西海岸は各国の料理がマッシュアップされて味覚だけではなくお皿の盛りつけといった視覚、口の中に入った食感等まさに芸術といったレストランも多いですね。日本ではマンダリンオリエンタルのタパスバーもお勧めです。またお金をかけなくても、お弁当やシャンパンを持って車でその辺にドライブして良い場所があったら、適当にピクニックをしています。これも贅沢ですね。

●Lifehackその7：一見馬鹿げた事を積極的にやってみる。
→バンジージャンプやスカイダイビング（どちらも体験済）等のエクストリーム・スポーツをやってみたり、会社では社内にバーをつくったり、世界一臭いと言われているシュールストロミングやイベリコ豚の生ハムやキャビアを皆で食べたり、世界で一番辛いデスソースを試したり、ドンペリを皆で飲んだり、創立10周年記念にタイムカプセルをつくったり（まだ埋めてないけど、、、）、パイ投げをしてみたり、10リットルプリンを食べたり、Segwayを買ってみたり、社内にテントをはったり、卒業生を胴上げしたり、思いつく限りの事を積極的にやっています。

さて、どれだけ参考になるかは分かりませんが皆さんの「Lifehack」もぜひ教えて下さい。

担当：山寺
p.s. 今日の写真は、マンダリンオリエンタルのタパスバーの一品です。何だと思います？玉子の黄身に見えますが，これはゼラチン状の味噌で白いのが豆腐、上にかかっているのが海苔です。なので食べると本当に味噌汁の味がしました（ってもとが味噌汁なんで当然ですが）、もう一枚は言わずと知れたシュールストロミングです。写真から匂いが伝わらないのが残念です。