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beko
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auの携帯電話でも一般サイトからダウンロードしたJavaアプリケーションが動くようになるというニュースです。auではアプリケーションを動かす仕組みとしてBREWを採用している都合でKDDIの審査を受けたアプリケーションでなければダウンロードできない仕様になっており、実質的に公式コンテンツプロバイダ以外のユーザには自作プログラムを利用する方法が長らく存在しませんでした。一方ドコモやソフトバンクでは誰でもある程度自由にアプリを作って動かす環境が揃っているため、auも「番号ポータビリティ対策」として他社とのサービスの平準化を図っているというのが本当のところかもしれませんが、どちらにしても喜ばしいことこの上ないニュースです。
実行環境の仕様は(ウィルコムのJava対応機種と同様の)純粋な「MIDP 2.0準拠」、「JARファイルのサイズは最大300KB」とのことで、それなりのものが作れそうです。「1日の通信量は3MBまで」というのはなんとかならないものかと思いますが、極度に制限された環境からは優れた技術が生まれるという風に思いこめば不当な制約であるとは感じずに済みます。
担当:真水