開発
Jenkinsおじさんとお友達になりました
yahata
webのお仕事をしていると、開発用サーバーから本番サーバーへ一気にファイルをアップロードする機会というのが何度かあります。
アップロードの際に必要な作業として
・baseタグの書き換え
・ページ漏れのチェック
・文章のチェック
などがあります。
少し複雑なwebアプリケーションになってくると、APIのテストやらDBのマイグレーションが必要になったりすると思います。
個人HP程度の規模ならまだしも、業務で作るようなwebサイトだと、こうしたチェックを手動で行うのは非常に手間がかかります。
手間がかかるだけならまだいいですが、項目が増えれば増えるほどヒューマンエラーも起きやすくなるので、まさに百害あって一利なしといったところでしょう。
実は、こうしたチェックを自動で行って、しかも本番サーバーへデプロイまでやってくれる素敵なおじさんがいらっしゃいます。
そう、それがJenkinsおじさん。
導入
自宅鯖のOSはCentOSなので、こちらを参考に導入しました。
Installing Jenkins on Red Hat distributions
管理画面の見た目はこんな感じです。
(ちなみに、JenkinsおじさんのHTMLはバリッバリのtableレイアウトでした…まあおじさんだから仕方ないか…)
Jenkinsおじさんにタスクを登録すると、自動でタスクをこなしてくれます。
baseタグの書き換えだったり、ページ漏れのチェックだったりを自動でやってくれるように登録しておくわけですが、そういったチェックの結果如何でその先の処理を分岐することだってできます。
例えば、
チェック合格→本番化する
チェック不合格→本番化しない&担当者にメール通知
とか、自由に設定できます。
Jenkinsおじさんの素晴らしいところ
いろいろメリットはあると思いますが、一番大きいのはGUIであるところだと思います。
(黒い画面を開かなくても)GUIからビルドを行うことができ、結果は全て記録・可視化され、
非プログラマにもやさしいという…Jenkinsおじさん、紳士すぎる!!
というわけで、しばらく自宅鯖でJenkinsおじさんと遊びたいと思います。