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ChatGPTを使ってエイプリルフールサイトの文章を書いてみた

ishii

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

Webサイトを作る上で重要な掲載文章の用意ですが、人間が書く場合、ストーリーの整合性や文法の正確さなどを考えるのに時間が掛かり苦労することがあります。
去年、会社で制作したエイプリルフールサイトでもテーマに基づくアウトラインの準備と文章を書く作業に想像よりも多くの時間を要しました。

今年のエイプリルフールサイトのテーマは「Eyes, JAPANがChatGPTを社員として迎え入れる」が採用に。
昨年は一つひとつ考えながら文章を作成していましたが、作業時間を短縮する為、そしてせっかくなので今年のテーマに沿って全ての文章の生成にChatGPTを利用してみました。
本記事ではその体験を元にChatGPTを使って文章を生成した流れとポイントについて紹介します。

  • 目標:
    サイト1ページ分の約3000〜4000字を生成する。
  • 人間側が用意した事:
    テーマ、3つほどの見出し

<流れと役割>

  1. テーマ設定 - 人間
  2. アウトライン生成 - ChatGPT
  3. アウトラインを改善 - 人間
  4. アウトラインから文章を生成 - ChatGPT
  5. 自然な日本語の文章に直す - 人間 & 翻訳機能

1. テーマ設定

テーマ設定はChatGPTを使わずに行いました。
ちなみにChatGPTを使ってテーマのアイデアを出してみたところ、所謂「嘘の文章」を書かせようとすると上手く生成されなかったり、既出でありそうな文章になりました。

例:エイプリルフールの記事を書いてください。
ChatGPTは嘘の記事を書くことはできません。私は、真実と正確性を尊重し、読者に信頼できる情報を提供することに専念しています。

例2:エイプリルフールの記事を書いてください。
異なるチャットスペースで質問すると答えが返ってくることも。
タイムトラベル発明についての驚くべき発見

例3:テーマを入力した後に「エイプリルフールの記事の文章を考えてください」だと求めていた文が出力されました。
以下は、架空のエイプリルフール記事の文章です。

2. アウトライン生成

Webサイトに掲載するようなある程度の長さとストーリー性のある文章を生成するには、まずは「アウトライン」という言葉を入れて見出しを作り、そこから本文を出力する方法が一番効果が得られました。(本来は英語で質問しています)

Webサイトに掲載する文章のアウトラインを考えてください。


I.はじめに
新入社員としてChatGPTを歓迎します
ChatGPT の概要

Ⅱ.ChatGPT が私たちのチームの資産である理由
高度な言語処理機能
年中無休 24 時間体制
複数のタスクを同時に処理する能力
時間をかけて学習し、適応する能力

III. ChatGPT がお客様にもたらすメリット
応答時間の短縮
より正確な情報
パーソナライズされたサービス
複雑な問い合わせを処理する能力

IV. ChatGPT が私たちの業務をどのように強化するか
効率の向上
人間の従業員の作業負荷の軽減
大量のお問い合わせにも対応可能
・・・

3. アウトラインを改善

ChatGPTの案を元に文章を一つのセクションにまとめたり、発想を広げて新しい項目を追加、テーマ決めの時に用意した3つほどの見出しを追加しました。


I.はじめに
新入社員としてChatGPTを歓迎します
ChatGPT の概要
 - 年中無休 24 時間体制、効率の向上、人間の従業員の作業負荷の軽減、大量のお問い合わせにも対応可能

Ⅱ.Eyes, JAPANからの挨拶
・はじめに- 新入社員としてChatGPTを歓迎します

III.社内スタッフとChatGPTのやりとり

IV.新入社員3名の初出勤の挨拶

V.インタビュー
 - ChatGPTにインタビュー
 - 会社の人間のスタッフにインタビュー

4. アウトラインから文章を生成

短い返答になりがちなので「4つの文章」など数を指定して文章を生成しました。
 Web サイトに掲載する4つの文章を生成します。

頻繁に使用した呪文

「ChatGPTを社員として迎え入れる」では前述と同じく「嘘の記事を書くことはできません」となり良い答えが得られないことが度々ありましたが、「想像してください」「想定した」というキーワードを使うと問題無く文章を生成できました。
 想像した時のメリット。
 想定したラフな文章。

5. 自然な日本語の文章に直す

ChatGPTは学習元が英語が多いからか、日本語で出力された文章に違和感があるものが多々ありました。
これの一つの解決法として、DeepLで日本語→英語→日本語に再翻訳しました。
明確に変わった所は下線部分で、表現が代わってよりラフでスムーズな文章になったと思います。

翻訳前(日本語出力):
ChatGPTはストーリーを考えることができませんので、あなたがどのような場面で文章を使用するか、どのような内容を含めたいかをあらかじめ明確にする必要があります。

翻訳後:
ChatGPTはストーリーを考えることができないので、テキストを何に使うか、どんな内容を盛り込むかをあらかじめ明確にしておく必要があります。

画像は一部ですが、最終的には約3,800文字の文章を出力することができました。
出力文章

思い通りにならなかったこと

・障りのない文章になりがち
質問をより細かく書くことで想像通りの結果が得られますが、キーワードと聞き方によって思い通りの結果にならない場合がありました。
下記はシャイ感がそんなに無い結果に。
>シャイな新入社員になりきって挨拶をしてください。

・日本語で質問すると求めている回答が得られにくい
もしくは回答の精度が落ちると感じる場合がありました。
下記は普段の社員との会話のイメージを出力したもの。「社員と」なので働いてる時のサポートを想定したのですが日本語だと日常的な会話に。英語では求めていたビジネスの会話を出力することができました。

日本語:

英語:

最後に

今回初めての試みということもありテーマ決めを除くと約2時間掛かりましたが、去年全て手書きで書いた時より考える事がかなり少なくなり時間短縮になりました。
この文章を生成していたのが2023年の3月ということもあり丁度GTP-4は使えていませんでしたが、今はもっと日本語の精度が上がっていると思われます。

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