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“絶対フォント感”がない人のためのフォントの見分け方

Misato Usui

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

最近話題の「フォントかるた」が会社にもやってきました。

見ていただくとわかる通り、取り札には全部同じ文章が書かれていてフォントの違いだけで札を見分けます。

さっそく遊んでみましたが、思った以上に全然分からず…「縦書きだからなんとなくイメージ違く見えるよね」という苦しい言い訳を繰り返しています。

さて、世の中には数千種類のフォントを一目で見分けられるという”絶対フォント感”を持った方もいらっしゃるそうでとても羨ましい限りですが、”絶対フォント感”を持っていなくてもフォントを見分けられるツールがありますので、今日はいくつかご紹介したいと思います!

日本語フォントなら”Identifont”

Identifontは見た目から日本語のフォントを検索できるほぼ唯一のサイトです。サイト内の形状別フォント検索のページから、書体の形状に関する質問に答えていくと候補のフォントをいくつか選び出してくれます。

質問は「ひらがな」のみですが、質問に回答するためにはある程度文字数が必要になりますので、そのフォントで書かれた文章があるとベターです。逆に文字数の少ない単語や短い文章だけから識別するのは残念ながら難しいかもしれません。

英語フォントなら”MyFonts”

日本でも利用者が多いフォントのオンラインストア”MyFonts“ですが、画像からフォントを検索できるその名も”WhatTheFont“というサービスを提供しています。

こちらは画像から検索できるのでとても便利です。検索したいフォントをキャプチャしてアップロードするだけで、フォントを自動で識別して候補のフォントをいくつか選び出してくれます。

画像解析で識別できなかった部分は手動で入力して補足しますが、ある程度画像の解像度がないと識別できないようなので、アップロードする画像を選ぶ際には注意してください。
また、文字の背景が白くないとあまり上手くいかないようでした。

Web上のテキストなら”WhatFont”

Web上のテキストならChromeの拡張機能”WhatFont“を使えば、簡単に正確にフォントを調べることができます。

文字サイズやカラーなども教えてくれるので、重宝しています。

まとめ

今日ご紹介したようなツールを使えば、少々手間は掛かりますが”絶対フォント感”がなくてもフォントを検索することができました。ただ、検索したいフォントで書かれている文章が短かったり、文字が小さ過ぎる場合はお手上げになってしまいますので、”絶対フォント感”までとはいかなくてもフォントを見極める目を少しずつでも磨いていきたいなと思います。

フォントかるたも単純に楽しいですので、気になった方はぜひ遊んでみてくださいね。

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