ソフトウェア & サービス
Mastodon(マストドン): どのインスタンスで始めればいいのか?
amito
今日のお昼休みに急激に流行りつつあるSNS、Mastodonの話題になりました。ドイツ出身のサーシャ曰く、「え、マストドン? いつの話してんの? 今更すぎて存在すらほとんど忘れかけてたぜw」 とのことです。
Mastodonは分散型Twitterとも呼ばれ、誰でもインスタンスを立ち上げて運用することができます。インスタンスの概念は色々なメディアで紹介されています。
流行中のSNS「Mastodon」の「インスタンス」って何? 文字で読んでもよく分からないので絵にしてみた
噂の連合タイムラインとは
私も少し使ってみたのですが、よく耳にする連合タイムラインを理解するのに時間がかかりました。連合タイムラインには下記のトゥートが流れるようです。
①所属インスタンスの全ユーザのトゥート
②所属インスタンスのユーザがフォローしている、他インスタンスのユーザのトゥート
③所属インスタンスのユーザがフォローしている、他インスタンスのユーザがブースト(リツイート的なもの)したトゥート
参考: いまさら聞けない分散SNS Mastodon(マストドン)。誤解の多い連合タイムラインを解説
つまりインスタンスを国に例えると、「全国民のつぶやき」と「全国民の外国にいる友達全員のつぶやきとリツイート」が流れて来ると言うことでしょうか。
どのインスタンスにアカウントを作ればいいの?
個人的にはmstdn.jpなどの巨大なインスタンスにアカウントを作っても、Twitterと変わらないような気がします。実際作ってみましたが、連合タイムラインを見ると流れが速すぎて見れたものではありませんし、過渡期なこともあり不適切だったり無意味なトゥートばかりが流れているように思います。これでは連合タイムラインの仕様をうまく活用できないのではないでしょうか。
他の選択肢としては、自分が興味のあるコミュニティの中小規模のインスタンスにアカウントを作るのがいいのではないでしょうか。ある程度話題や嗜好が限定されたインスタンスでログインすることで、同じ興味を持った人のトゥートとその人達が興味を持っている別インスタンスのユーザのトゥートを連合タイムラインで見ることができます。つまりは、連合タイムラインには自分の興味に近いトゥートだけが大量に流れて来るということです。
社内Twitterとして
会社のスタッフ限定のインスタンスを用意して社内Twitterとして活用できるかもしれません。Slackの#randomに書くまでもない内容を呟くにはちょうどいいですね。