ソフトウェア & サービス
Word for Macでスッキリ貼り付け
shimizu
ビジネスの現場で日々作成される文書はOffice形式のファイルにするというのが定番となっており、一方でWebブラウザ上で編集・保存できるオンラインオフィス文書ツールも広がりを見せ始めてはいますが、社外との様々な文書のやり取りでは未だWord・Excelファイルでというのが大半を占めていると感じます。
ということで、例えば技術的な説明を記載した作業手順書をWordで作る必要がしばしばあり、ここしばらく使い勝手の悪さを感じていたのが、コマンドやソースコードの断片をWordファイルに貼り付けたいという場面で、コピーして貼り付けることはできるものの貼り付けた内容が英数字で構成されていると自動的に左右に空白が入ってしまい、貼り付けた後に手で消さなければいけないという点です。これは、英語等の自然言語文を書いているときは単語間の空白をひとりでに直してくれる気の利いた機能なのですが、余分な空白文字が入ると意味が変わってくる箇所ではかえって余計なお世話となってしまいます。
どうにかならないものかと解決策をいろいろ探した結果、ついに設定を変更する方法を見つけました。(以下はWord 2008 for Mac、または2011 for Mac用ですので、他の環境では異なります)
これでお節介な挙動を無効にすることができます。
- 環境設定(メニューバーの「Word」→「環境設定」)を開く
- 「編集と日本語入力」の項目を開く
- 「貼り付け時に自動調整する」のチェックを外し、「OK」を押す。
ちょっとした設定変更で、快適な環境になりました。