雑記
四季を彩る河川敷の魅力
yahata
僕は散歩が好きなのですが、散歩スポットの中でも特におすすめなのが河川敷です。
というわけで、今回は河川敷について書きたいと思います。
河川敷とは
治水工事が施された河川の中で、普段水が流れていない平坦な土地(高水域)
のことを指します(wikipediaより)。
河川敷はその定義からも分かるように「河川の中」なので、基本的には住宅や店舗のような施設も無く、ちょっとだけ舗装された道が続いているだけだったりします。
しかも増水時には河川に水没してしまう場所であるため、大抵まわりの土地から一段下がった場所にあったり、コンクリート塀の中にあったり、いずれにせよ周囲の喧騒から遮断された場所にあるケースがほとんどです。
岩手に住んでいた頃は、よく盛岡市内の河川敷を歩いていました。
北上川 河川敷 – 盛岡市, 岩手県 (Foursquare)
盛岡市内の河川敷は、町並みの中にありながらとても静かで、落ち着いて散歩するのにこれ以上の場所はありませんでした。
舗装された道とむき出しの土の道が溶け合うように川沿いに伸びていて、たまにジョギングや犬の散歩をしている人とすれ違ったりします。
河川敷には四季折々の楽しみ方があります(自分調べ)。
春は、桜が咲いている河川敷を歩くのがおすすめです。
ある晴れた日の午後、河川敷の両側に真っ白に桜が咲いているエリアを歩いたことがあるのですが、
その後何度かGoogle Mapsで探してみても、あれがどこだったか全然思い出せません。機会があればもう一度行ってみたいです。
夏は、日が落ちた後の河川敷のベンチがおすすめです。
川面には対岸のビルや車の光が反射して、水の流れる音だけが聞こえてきます。とても落ち着く場所です。
水の近くなので風も涼しくて、そのまま眠ってしまいそうになります。
秋は、夕暮れ時にひたすらコンクリートの道を歩くのがおすすめです。
冬季の盛岡は、本州の県庁所在地の中で最も寒いと言われており、秋でもかなり寒さが厳しい場所です。
コンビニで温かいお茶や肉まんを用意してからいくと、秋の寒さを楽しみながら歩くことが出来ます。
冬は、なんといっても雪の日の夜の新雪を歩くのがおすすめです。
たまに白鳥が川の中頃に集まっていたりして、真っ黒な川に白鳥と雪が映えてまるで日本画のようです。
さすがに寒いので長居はできませんが、ふと河川敷に降りてみるとあまりの静けさに驚くと思います。
みなさんも、落ち着いて考え事をしたい時は河川敷を歩いてみると良いかもしれません。
担当:八幡(会津若松市内にはあんまり河川敷がない…)