本日、Parrot社が今年の7月に発表したミニドローンの内の一つ、「Rolling Spider」をお借りして飛ばしてみました。

まず機体を持ってみた感想はとにかく軽い！そして小さい！!
メーカーによると機体の重量は55g, サイズは140mmとのことでかなりのコンパクトサイズ。手乗りサイズで掌から離着陸もできそうです。しかしコンパクトサイズに対してプラスチック構造と、柔軟性と剛性を持っているボディ。これならある程度の衝撃にも耐えることができそうです。
そしてこの「Rolling Spider」を見た際にもった、機体のサイドに取り付けられているホイールは何だろうという疑問。それはメーカーによるムービーでも紹介されているように、この両サイドのホイールによってクモのように壁や天井を駆けるためとのこと。楽しみです。

では、実際に飛ばしてみた感想を。
「FreeFlight 3」という操縦アプリを用いてまずは普通に地面から離陸。幾つもある高性能センサーによってかなり安定して飛行させることができました。またアプリの設定で、機体の最高高度や速度も簡単に制御できるので安心して室内で飛ばせます。さらにホイールはプロペラへの接触防止の役割もあるようです。
高度を維持しつつ、操作に慣れてきたらさっそくアクロバティック飛行に挑戦してみました。
操作は簡単。アプリ内でアクロバティックの設定が出来るので、あとはフライト中に画面を2度タップするだけ。すると見事に後方宙返りを決めてくれました。他にも数種類のアクロバティック技を設定できます。他にもスワイプ操作でコーナリングをしたり、搭載されているミニカメラで撮影したりしてみました。

Parrot社が発表したミニドローン、「Rolling Spider」と「Jumping Sumo」の2製品ともLinuxで動作しており、開発コミュニティー向けにSDKを公開し、開発者の方々がアプリ等を制作して自由に機能を追加したりできるようにするようです。私もぜひ挑戦してみたいです。

参考: http://www.parrot.com/jp/products/rolling-spider/

担当：鈴木