本
食わず嫌いしないで電子書籍を試してみよう
きたざわ
今や存在感を持ちつつある「電子書籍」。皆さんは読んでみたことがありますか?
このblogでもちらほら話題にあがっていますが、なかなか普段の話題にあがることは少ないですし、紙の書籍が好き!という人が多いように思います。
インターネット国民投票「ゼゼヒヒ」の調査によると、『紙の書籍と電子書籍、買うならどっち?』という質問に対して、62%の方が「紙の書籍」と答えています。
(。-ω-)まだまだ紙の勢力強し。
かく言う私も紙の書籍を買うことの方が多いのですが、スマホのアプリで電子書籍を読むこともあります。
使い始めるまでは電子書籍になんとなく抵抗を感じていたのですが、使ってみると意外と快適。
なので今回は、(一般的なことかもしれませんが)電子書籍のいいところを紹介したいと思います。
■使ってるアプリ
私が使っているアプリは、電子書籍界隈ではメジャーな「Kindle」。Amazonの展開するサービスです。
AndroidとiPhone、どちらにもアプリがあり、無料で提供されています。
余談ですが、電子書籍を読むことに特化したタブレット「Kindle Paperwhite」というものもあります。
さすが読むことに特化したタブレット、薄くて軽いのに一度の充電で8週間持つという狂気の沙汰のような持続性。個人的にはiPadよりも俄然こちらの端末の方が気になります。
(iPad的な端末「Kindle Fire」もあります)
■快適なところ
☆買ったものをすぐ読める。しかも保存に場所を取らない。
アプリからAmazonに直結しているので、「ほしい!」と思ったらクレジット決済で欲しい本を買えて、すぐに読むことができます。
ちょっと前までは電子書籍のバリエーションが少なく、欲しい本のKindle版が無くてがっかり…(´・ω・`)なこともありましたが、最近は種類も増えてきて、そういうストレスも少なくなってきました。
そして本棚は必要なく、端末だけで済みます。スマートです。
☆文字のサイズや行間、背景色が自分好みに変更できる
スマホで読むとき、真っ白の背景だとまぶしすぎて目に優しくないので、私はセピア色にしています。
文字サイズや行間も自分好みに変えられて読みやすく出来ます。
☆Kindle版の書籍の方が安い
紙の書籍とKindle版を比較した場合、Kindle版の方が安く手に入ります。
時々セールを開催しており、破格の値段で新刊をゲットできることもあります。
貧乏性の私にぴったり。ヾ(・ω・`)ノ
☆便利な機能いろいろ
デフォルトの機能として、読んだ所までブックマークできたり、ハイライトで線を引けたり、内蔵の辞書で単語を調べられたできます。
ファイル自体がきちんと編集されているものならば、注釈の番号をクリックするとすぐに注釈へ飛べたり、リンクされてる外部のページを見に行けたりもします。
横断的に情報を知ることが出来るのは大きな魅力ですね。
■ちょっとめんどくさいところ
☆Kindle独自のファイル形式でしか読めない
Kindleは”mobi形式”という独自のファイル形式を採用しています。
電子書籍の一般的な規格の”epub形式”は、そのままでは読めないのです…(m´;ω;)m
さすがにepubの対策が無いとまずいと思ったのか、Amazon公式で「Kindle Previewer」という変換ソフト(epub→mobiに変換)を配布しています。
PCで作業しなければならないので、若干手間がかかってしまいます。。
私は「Calibre」さんを愛用していました。
なかなか使いやすいインターフェイスで快適です。
さて、変換したファイルは「send to kindle」を使って転送します。
こちらは登録が必要ですが、一度登録してしまえばポチポチスイスイっと端末へ転送できます。
ちなみにsend to kindleでは、send to kindleメールアドレス宛にファイルを添付することで、epub以外の形式のデータをmobiに変換できたりします。
私もまだ触っていないのですが、HTMLも変換してくれるみたいです。
便利ですねー。。
いかがでしたか?
興味は持ったけどお金を出すのはなぁ…という方は、
著作権の切れた名著や著作権フリーの「ブラックジャックによろしく」が無料で読めるので、まずはそこから始めてみるのもいいかもしれませんね。
ぜひお試しください(っ・ω・)っ
担当:北澤(自炊はちょっと手が出ない)