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《私が思う》東京近郊から会津に移り住むメリット・デメリット【前編】

kojima

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

※個人の感想なので「そーなんだふーん」くらいに受け取って頂ければ幸いです。

6月なのに全国的に暑い日が続きますね。ここ会津も梅雨なのに雨が少なく真夏のような気候が続いています。
さて、私は会津にきてもうすぐ3年目を迎えます。元々は千葉で生まれ育ち、就職後は東京に約2年おりました。震災後に突如千葉を飛び出し会津に来たという経緯があります。段々とこちらの暮らしに慣れ、すっかり東京のブラック企業に染まってしまった心も平常に戻りのんびり暮らしております。

元々観光地として人気だった会津若松。震災後、翳りをみせていた観光地にも八重の桜人気も手伝ってぎやかさが戻ってきました。引き続き会津に活気づいていってほしいという思いもあるので、他県から会津若松に引っ越すメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

東京近郊から会津に移り住むメリット10選


1. 美しい自然に囲まれ、綺麗な風景を眺めて暮らせる。

会津は周囲をぐるっと山に囲まれ、四季を肌で感じられる緑豊かな土地です。高いビルもなく、空が広いので夕焼けなどは驚く程美しいです。また、雪を戴いた標高の高い山も見え、景色を更に荘厳で美しいものにしています。近くを流れる川は蛍や鮎が生息するほど綺麗です。

2. 食べ物がおいしい。空気もおいしい(車の窓を開けて走れる)

会津に来て感じたのは、野菜の味が濃い!という感覚です。東京にいたときも「美味しい」と感じるものはありましたが、ここでは地元の新鮮な野菜をいただけるので、より美味しく感じるのだと思います。会津は飲食店は人口に比べてその数が多く、激戦区とも言えます。その中を生き残っているお店はやはり美味しいようです。観光の際は名物や郷土料理を食べてみてください。

3. 人間らしい生活がおくれる(残業という意識が少ない)

会津の時間感覚はとてものんびりしています。だいたい夜8時にはどの店も閉まっています。東京はせわしなく、月の残業が100時間を軽く超える仕事に常に追われ、体を壊してしまいました。今の生活は逆に時間が沢山できてしまい最初の頃は「この時間をどうやって埋めよう」などと悩んでいたりもしました。今では、ほとんど残業もなく休日もとれ、平日も夕飯をつくり、家族で食卓を囲む時間が持てるという平穏を手に入れました。私はこれが会津に来て一番良かったことです。

4. レジャースポットが多く気軽に遊びにいける。色々体験できる。

くだもの狩りや、山菜採り、キャンプに渓流釣り、ハイキング…冬はスキーなど年間を通してレジャーを楽しむことができる、会津は遊びの宝庫です。景勝地や〇〇ラインと名のつく美しい自然に囲まれた道路も豊富で、秋は色とりどりの紅葉の間を疾走し、もみじ狩りなどいかがでしょう。修学旅行でもよく利用される会津では体験学習も各種揃っています。赤べこの絵付けや焼き物体験などお子さんが喜ぶこと間違いなしです。

5. 温泉が近くに沢山!

会津は市街地から東山温泉街まで車でおよそ5~10分程度しか離れていません。街中にも手軽に入れる大衆温泉(400円ほど)もあり、市民に愛され賑わっています。会津に住んでいると、東山の高級旅館の日帰り温泉をすぐに利用できるので週末は情緒ある温泉旅館へということも気軽にできます。日帰りの入浴料も1,000円前後とお手軽です。東山以外にも周辺にたくさん温泉がありますので、温泉巡りで自分に合う泉質を見つけるものいいかもしれません。ちなみに私のオススメは新鶴温泉「ほっとぴあ」です。

6. 歴史・観光スポットがいっぱいあって飽きない

会津は歴史が生きる街です。特に赤瓦の会津鶴ヶ城は街のシンボルとして愛され、桜の時期にはお花見スポットとしていつにも増してにぎわいます。また「会津藩公行列」は甲冑の武将やきらびやかな姫、白虎隊など会津ゆかりの歴史的な人物に扮し市内を練り歩くお祭りは大迫力です。八重の桜でも登場した日新館は市内からほど近い場所にそのまま復元されてしますし、飯盛山からは白虎隊が最後に眺めた風景を見ることができます。歴史好きにはたまらない情緒溢れる町並みを散策しませんか。

7. 雪の時、親切な人が続出

会津の冬は厳しいです。雪も沢山振り、道路の雪が溶けずに凍ったままの日が続きます。車が雪にはまって動かなくなってしまうのは日常茶飯事。その為、みんな人ごとではないので雪のときはお互いに助け合います。私の車は四輪駆動ではないので、よく立ち往生するのですが、どこからともなく近くの方がわらわらと現れ一緒に車を押してくれます。こういうときは寒さを忘れ温かい気持ちになれますし、感謝の気持ちでいっぱいになります。

8.  夏が蒸し蒸ししない。夜は涼しく熱帯夜がない!

会津の夏は東京のようにベタベタしません。気温は盆地なので高めですが、不快指数はとても低いです。暑いというよりは「熱」という感じで、クーラーの部屋からでると、暖かいと感じます。それに夜は熱帯夜がありません。窓を開けると涼しい風が吹き込んできます。夜を快適に過ごしませんか。

9.  家賃がやすい

会津の家賃相場は東京では考えられない安さです。1R、風呂・トイレ付きで19,000円/月という物件だってあります。学生の一人暮らしの家賃相場もだいたい2~4万円くらいなのではないでしょうか。3~4万で一軒家が借りれたりもします。今私の住んでいるアパートは、犬を飼える物件(少ない)で市内で高い部類ですが、都内の一人暮らしとほぼ変わらない値段です。DKでとても広く、周辺環境もいいのでとても気に入っています。多分ですが、6~7万の家賃を毎月払うなら家を建てようという方が会津には多いのかもしれません。スーパーの数も多ですし暮らすにはとても快適です。

10. 通勤ラッシュ・満員電車に乗らなくていい!

最後!満員電車におさらば!できたのは大変嬉しいことです。東京近郊に住み、都内に通勤で向かう方はとても憂鬱なのではないでしょうか。そもそも会津は車社会で、会津若松駅はありますが、市内から遠出する時に使うくらいで、駅の周りはあまり賑やかではありません。市役所のある中心地や観光スポットの方が活気があります。車を持ってる家庭は郡山や新潟、東京に行く場合は車で行ってしまうことの方が多いですし、会津の高校生はほぼ卒業前に車の免許を取得します。免許がない人はちょっと不便かもしれないので、移り住む場合は免許を取得することをオススメします。会津には仕事をしながら免許を取得するコースもありますよ!

今回は10個しか挙げていませんが、まだまだ会津にはいいところがあります。あくまで個人の感想なので、他の
長くなってしまったので、次回に続きます!!

次回は「知っておきたい会津に移り住むデメリット」をご紹介します。

担当:小嶋(今年は精一杯会津満喫中。)

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