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会津絵ろうそくまつり

kojima

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今年も『会津えろうそくまつり』が開催されました。
2月8日/9日の2日間、会津の街並みや名所に絵ろうそくが灯り、雪の合間で揺らぐ灯りが訪れたひとの心を温めました。

初日は吹雪きでうそくの火が消えてしまうなど大変だったと七日町の店先でろうそくを灯していた方から伺いましたが、
私も参加した2日目は天候も落ち着きゆっくりと炎のつくりだす芸術やろうそくの絵柄を楽しむことがでました。

絵ろうそくは会津伝統工芸品のひとつに数えられ、芯づくりから全て職人の手作業でつくられているそうです。芯に描かれている美しい季節の花々。
灯りがともるとささやかな贅沢を感じることができます。

ろうそくを覆うカバーは様々で素材や模様による変化、そのひとつひとつの違いに目を向けるのも楽しみの一つです。
中でも丸窓から漏れる光が幻想的な会津本郷焼きの素焼きの囲いは会津をより感じることができる組み合わせです。

雪化粧で魅力を増した鶴ヶ城では、会津の幼稚園や保育園の子どもたちが描いた絵灯籠が一際明るく浮かび上がり毎年元気や希望を与えてくれます。

天守閣からろうそくの明かりで描かれた地上絵を観る事ができます。今年はNHK大河ドラマ『八重の桜』に合わせたモチーフは桜の花が選ばれ、まだ春が遠い会津にひと時の春が訪れました。4月の終わりからゴールデンウィークあたりにはこの鶴ヶ城を囲むように桜が咲き乱れるのでその時はまた多くの人に訪れてもらいたいです。

私が足を運んだのは鶴ヶ城のみでしたが、会津若松駅・東山温泉・北出丸大通り・七日町通り・野口英世青春通り・大町通り・飯盛山・いにしえ夢街道など…街中のそこかしこでみることができるとのことです。
御薬園では琴の生演奏が聞けるなど、素敵な時間を過ごせるようなので、ぜひ来年は御薬園にも足を伸ばしたいです。

絵ろうそくまつりのオフィシャルサイトはこちら。来年もお楽しみに。
http://www.aizu.com/erousoku/

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