ひとまず二台目利用向け端末を投入し市場の反応を探るべく慎重に様子を伺っていたために全国のAndroidファンをヤキモキさせていたauが、遂に「普通のAndroidスマートフォン」となるIS03を提供することを発表しました。

IS01の時もその片鱗を見せていましたが、おサイフケータイ(!)・キャリアメール（ezweb.ne.jp）・赤外線通信・ワンセグ・音楽配信・ナビ機能・歩数計などお馴染みのサービスが使えるようになっており、一般の携帯電話から乗り換える利用者の「アレができなかったらどうしよう」「アレが使えないんじゃ仕方がない」という不安と不便を完膚なきまでに払拭する勢いの全部入り仕様は、かつては新サービスの雄として鳴らしたauのAndroidに掛ける本気具合を表しているような気がします。なお、CPUは言わずもがな1GHzで、加えて搭載メモリが512MBとなっており、足回りもかなりしっかりしたものです。

「周りでiPhoneやAndroidを使ってる人を見て、面白そうなのでちょっと気になってる」というauユーザーの方は、次のケータイとして検討してみるのもいいのではないでしょうか。

また、国内メーカーから本格的な多機能Androidスマートフォンが登場し始めたことで、スマホ市場はさらに拡大して行くと思います。年末に掛けて、他にも新機種が発表されるとの噂ですので、お楽しみに。