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ソニーから超小型ノートPCである
VAIO type Pが発表されました。昨年末から断続的に
ティーザー広告を公開したり、
仕様をリークさせてみたりと、一部のモバイラーの関心を集めていました。
このモデルは1600×768なるサイズの独創的なディスプレイとさも打ちやすそうな準フルサイズキーボードを収める幅広の封筒サイズの筐体が特徴です。今販売数を伸ばしてきている廉価なネットブックにはデザイン的にある種の野暮ったさを感じてしまいますが、それとは一線を画す絶妙な薄さと軽さのフラットボディに「ソニーらしさ」が伺えます。
性能としては、Atomのプラットフォームを採用するなどその他多数のネットブックと同様高いパフォーマンスを必要とする用途には向きません。しかし基本的には持ち運んで使うものでしょうし、動画のエンコードや3DCGのレンダリングを出先で本格的に行う特殊な場合でなければ困ることはないでしょう。なお、Windows Vistaモデルのみとなっている所に一抹の不安を禁じ得ないものの、敢然とLinuxやXPの導入を試みる猛者達の活躍を期待したいと思います。
それにしてもこのような物欲を刺激するモバイルノートが8万円程度で手に入るとは、良い時代になったものですね。
参考記事:(1) (2)
担当:真水 (C1の再来)