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Interop 2007 展示会 3日間を終えて

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

毎年06月から07月の間、幕張メッセにて各ネットワーク機器ベンダが最新ネッ
トワーク機器を持ち寄っての相互接続性 (Interoperability) を試験する為に開かれるアジア最大のネットワークの祭典、Interopが開かれています。Internetが当たり前になる以前からですので、大分歴史が長い祭典になりますね。(一応、一昨日の日記のInteropについての補足から)

内容はネットワークの機器をふんだんに使った、インターネットの縮図のようなネットワークを役員メンバや各ベンダさんが構築をし、その上でネットワーク機器を提供する企業さんや、ネットワーク関連の製品/ソリューション提示などを行う企業さんによる展示会が開かれます。構築されたネットワークの凄さをツアーや資料、実機を見ることで学ぶ場でもあります。(また、この時期にはネットワーク/コンピュータのスペシャリストによる、セミナー/カンファレンス/講演などが同時に開催)

今年は06月13から15日の期間に開催され、会社に有益になる情報を収集する為、幕張へ赴きInterop 2007を見てきました。思えば、学生時代も含めてかれこれ5年(多分?)連続展示会に参加していますね (見てるだけですが);;

今年は幕張メッセ全8ホールのうち使用ホールが6ホールであったり、毎年参加する大手企業が居ないなどの、縮小気味に感じられる催になりましたが、無名なれど良いサービスを行う会社なども増えとても良い出会いや刺激になりました。

私はネットワーク機器ではなく主にセキュリティ製品についての製品調査を行いました。 これについては語りたいことは沢山ありますが、簡単にまとめますと、今まで一押し展示機器の通信パケットの処理 (IDS/IPS) 機器が減り、今年はNAC (Network Access Control) などの端末のセキュリティ状態を確認して、一定のレベルを満たさない場合に隔離ネットワークへ自動的に切り替えるなどの内部統制機器に力を入れている企業さんが非常に目立ちました。

これも来年施行予定のJ-SOX法に関わるからでしょうか。
(ただ、今年は昨年ほど表立ってJ-SOX法については語っていませんでしたが)

実は、この法令に対する各企業さんの対策方針などを3日間死ぬ気で調査していましたが… この辺りは長くなるので今度時間とおいしいお茶菓子を頂けたら語ります。食べながらでも語りましょう。

色々な企業さんの話や、カンファレンス/基調講演への参加、現地で聞いた知らないことをメモして推測しながら(「知らない」と思考停止は×)勉強をする、これは毎度ながら良い刺激になります。3日間の時間を頂きましたが、今年も得るものがあり、充実した期間になりました。

あとは個人的な部分。 毎度終わったあとは個人情報(名刺)と引き換えで企業さんから配られるノベルティと、大量のカタログで荷物が溢れるのですが、年々荷物が減ってきてまして、今年はノベルティの代わりに沢山の名刺を頂くようになってきた辺り、少しは楽しみ方が成長していると思いたいところです。

担当: 加藤 (3日間歩きっぱなし)

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