ハードウェア
Raspberry Piで始める超小型PC
shimizu
Raspberry Piと呼ばれるコンピュータをご存知でしょうか。デスクトップPCに必要な機能を名刺サイズの超小型基板に収めた「シングルボードコンピュータ」で、子供や学生向けの教材としてコンピュータやプログラミングの知識を学んでもらうためにイギリスで生まれました。格安で手軽にカスタマイズできるため、今日ではホビー用に使われることが多く、一時は入手しづらくなったほど人気に火がついています。
使い方はいたって簡単で、ファームウェアを書き込んだSDカードをセットし、普通のパソコンと同じようにディスプレイやキーボード、マウス、LANをつなぎ、電源用のUSBケーブルを差せば動き出します。
基本的にLinuxなどのオープンな技術に基づいて設計されており、また電子工作用の拡張機能を備えているため、ソフトウェア・ハードウェア両面で手を加えることが可能で、さまざまな活用例が報告されています。
小さな筐体に詰め込まれた大きな可能性でどんなことが実現できるか考えながら楽しみたいと思います。