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プログラマから見ると、世の中は「不合理」な制度に満ちています。
暦 (こよみ) に関する決まり事について言えば、
- 元号
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元号ごとの境界の位置が非常に不規則であるため、差計算がしづらい。(昭和56年は何年前でしょう?)
さらに、現在の元号の持続期間が定かでなく、次の元号の名称も未定であるため、元号が変わるたびにシステムに変更を加える必要が生じます。
- 国民の祝日
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体育の日 (10月の第 2月曜日) ような、年によって変動する祝日の日付を計算するのが面倒。なぜこのような複雑なルールを導入したのか未だに理解できません。
- サマータイム
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日本では (現在のところ) 導入されていませんが、これがもし導入されるとなると、各種コンピュータシステムでの (特に切り替え時における) 混乱が発生することは想像に難くありません。
新聞やニュースなどで度々報じられる「サマータイム議論」に戦々恐々としているプログラマ・システムエンジニアも多いのではないでしょうか。
この他にも、「世紀は 0から始めれば楽だったのに。」とか、「分と秒は60進法なのに、その下は10進法で表記するのは何故か?」 など、合理性・一貫性を欠く制度への疑問・不満は尽きません。
担当: 成田 (本気で憤っているわけではありません。)