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ロケハンに行こう!

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

3D制作にロケハン(ロケーションハンティング)は必要か?
と、聞かれれば「可能ならば是非」と自分なら答えます。
それは、リアリスティックなものでも、デフォルメされたものを作る時でも同じです。

地図や設計図、三面図があれば必要ないと言う方もいますが、現場に行った前と後とでは、自分の頭の中に浮かぶイメージの精度に雲泥の差があります。
極端にいえば、モデリングしなくても頭の中でビューポートがぐるぐる回るくらい正確にできます。
ロケハンには、もちろんテクスチャの撮影のためとか、構図決め等の目的もありますが、実際にはその「舞台の空気」を感じる事が一番重要じゃないかと思っています。
たとえば、真夏の太陽に焼かれた石を写真で見ても、それはただ太陽光の当たった石であり、現実のそれ全体を包み込む雰囲気を全て写真から理解するのは難しいと思います。
ただ物を立体にするのと、雰囲気をまとった立体にするのとでは、その物体をより詳しく知っていた方が良いのです。

そんな残暑の日に撮影した、石垣用の写真。

カサギ(壊れかけのRadio)

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