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Googleの日本語入力ソフトを使ってみました

beko

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グーグル日本法人より本日3日、無料の日本語IME「Google
日本語入力」のベータ版が公開されました。
ネット上から自動的に収集した単語をもとに辞書を生成し、人手ではカバーしきれないような、新語, 専門用語, 芸能人の名前を網羅的に収録しています。
豊富な語彙、優れたサジェスト (予測変換) がセールスポイントとのことなので、どれほどのものか早速ダウンロードして使用してみることにしました。

まず、インストールにあたり、サービス規約には「本サービスの一部に広告および宣伝を掲載することがあります。」とあります。おそらく、予測変換の際に広告を表示するというものなのでしょう。多少は仕様のないことですので納得した上で、同意してインストールします。
それでは早速いろいろな単語を変換させてみましょう。まず人名から始めてみます。特に、MS-IMEでは一発で変換できないものを試してみることにします。
「くさなぎつよし」と入力すると、「草�剛」「草なぎ剛」と変換されます。次に、「ひがしこくばる」では「ひがしこく」まで入力した時点で「東国原」「東国原知事」がサジェストされます。他にも、「みのりかわ」→「御法川」「御法川法男」、「ふじこふ」→「藤子不二雄」など、人名に関してはおおよそカバー出来ているようです。しかし、「あかしやさんま」では「明石家さんま」「明石屋さんま」と変換されてしまいました。
続いて、少々間違いやすい単語を変換させてみましょう。「いちれんたくしょう」→「一蓮托生」、「いはつをつぐ」→「衣鉢を継ぐ」、「かんにんぶくろ」→「堪忍袋」としっかり変換されます。しかし、「うそぶく」→「嘯く」「嘘吹く」、「いっしんどうたい」→「一心同体」「一身同体」など明らかな誤字に変換される場合もありました。
実際に使用してみた感想としては、語彙が優れているという点においてはMS-IMEより優れているように感じました。しかし、誤字・誤用が少なくないという点、間違って入力した単語までもサジェストしてしまうという点に関しては今後に期待したいといったところでしょうか。今から製品化が楽しみですね。

佐藤

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