この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
インターネット上には、無償で利用できるセキュリティソフトが配布されており、私も大変お世話になっています。
しかし、中には偽セキュリティソフトが存在し、偽セキュリティソフトによるトラブルが多発しています。
偽セキュリティソフトは、偽のウイルス検出警告を表示し、ウイルス削除のために有償版の偽セキュリティソフトの購入を促してきます。
もし、誤って有償版を購入してしまえば、代金を騙しとられるだけでなく、購入時に使用したクレジットカード情報やパスワードを盗みとられ、さらなる金銭被害をもたらします。
偽セキュリティソフトの代表例として以下のソフトがあります。
■Antivirus Pro 2010
■Microsoft Enterprise Defender
■Total Security
このように、いかにもそれらしい名前の偽セキュリティソフトがあります。
以前、私もこれらの偽セキュリティソフトと戦ったことがあり、単純に「プログラムの追加と削除」では削除できず、削除するまで大変苦労しました。
私のような被害に合わないためにいくつかのポイントがあります。
1.正規のセキュリティソフトを必ずインストールする。
正規のセキュリティソフトをインストールしておけば、偽のセキュリティソフトの誤インストールを未然に防いでくれます。
2.インストールしようとしているセキュリティソフトについて調査する(特に無償版)
無償版のセキュリティソフトは魅力的ですが、偽セキュリティソフトであるという危険性も併せ持ちますのでインターネット等で十分調査してからインストールしましょう。
3.メール添付ファイルやURLを安易にクリックしない
メール添付ファイルが実行ファイルであったり、URLのクリックすると勝手に偽セキュリティソフトをインストールしてしまうということがあります。
4. 偽のセキュリティソフトをインストールしてしまった場合、警告を無視し、決してクレジットカード情報等を入力しない。
正規のセキュリティソフト等利用して早急に偽セキュリティソフトを削除しましょう。正規のセキュリティソフトでもアンインストールできない場合、OSを再インストールしなければなりません。
以上、簡単に偽セキュリティソフトについて紹介しましたが、偽セキュリティソフトをインストールしてしまわないよう皆さんも十分に気を付けてください。
担当: 羽田