この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
2年ほど前の出版ですが、「アホでマヌケなプログラミング」(翔泳社) を買いました。
プログラマの習性や、労働環境、失敗談などをおもしろおかしく紹介している本です。
……が、プログラマの視点に立って読んでみると、笑ってばかりもいられません。
本書で紹介されている恐るべき事例:
・いつまでも終わらないソフトウェア開発 (デスマーチ)
・基本からなってない (そのくせ態度はデカい) 新人
・奇妙なコーディングルールを押し付ける上司
が、実際自分のまわりでは起こらない、とは言い切れないからです。
単なる娯楽本としてだけではなく、自衛手段あるいは反面教師として価値ある一冊です。
プログラマを目指す人、プログラマを管理する人は、ぜひ一度お目通しを!
追記:
念のために断っておきますが、当社にはこの本で紹介されているような劣悪な労働環境や、
ワカラズ屋の上司は (いまのところ) 存在しません。
口の減らない新人は、ひょっとしたらいるかもしれませんが。σ(^^;)
担当: 成田