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OWASP Fukushima Night 「情報セキュリティ10大脅威2020」を読み解く勉強会に参加しました

shimizu

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2月18日に、OWASPのローカルチャプターであるOWASP Fukushimaが弊社を会場として「OWASP Fukushima Night 『情報セキュリティ10大脅威2020』を読み解く勉強会」を開催しました。

「情報セキュリティ10大脅威」とは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が例年発表しているもので、前年に社会的影響が大きかった情報セキュリティに関するトピックのうち、特に注目すべき事案として選定されたものが挙げられています。今年も、そのトップ10が「情報セキュリティ10大脅威2020」として発表されました。

情報セキュリティ10大脅威 2020:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2020.html

その中では、キャッシュレス決済の広がりに伴い発生した「スマホ決済の不正利用」や、記憶に新しい廃棄予定のハードディスクの不正転売事件に代表された「内部不正による情報漏えい」が上位に挙げられています。 情報セキュリティ対策は個人や組織を問わず非常に重要な課題であり、サイバー攻撃によって経済的、社会的な被害を防ぐために不可欠なものなっている一方で、その手口や手法は刻々と変化し、巧妙化しています。

今回の勉強会では、情報セキュリティーをめぐる現状や実際に報告されたインシデント事例が紹介され、それを踏まえて「情報セキュリティ10大脅威 2020」の項目解説のうち主要なものを中心に、被害につながる攻撃の手口と具体的な対策について知ることで、どのような観点でセキュリティー対策に臨めばよいか理解を深め、会社や家庭で情報システムの安全性を見直す機会となりました。

また、実際に発生しうるセキュリティーインシデントを体験し、それに対処する訓練を行える場として、WASForumが主催する情報セキュリティ競技会「Hardening Project」が紹介されました。

今回は、技術的な内容が苦手な方にもセキュリティー対策の大切さを知ってもらいたいとの趣旨で、身近に実践できる対策についても説明がありました。弊社では今回のような情報提供の機会をこれからもご用意して行きますので、こういった勉強会は初めてという方もぜひお誘い合わせの上ご参加ください。

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