イベントレポート
NEDO TCP 2015 海外研修プログラム(SVVR)参加レポート(1日目-2日目)
Misato Usui
NEDO Technology Commercialization Program(TCP)2015は、以下の団体によって運営されています。
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主催:国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、(株)日本総合研究所
企画・運営:合同会社SARR
協力:SRI International、(株)三井住友銀行、(株)パナソニック、(株)カピオン、京都リサーチパーク(株)
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今回、Eyes, JAPANは人工知能を利用した癌の早期発見プロジェクト(癌マーカープロジェクト)でこちらのプログラムに採択され、ファイナリストとして下記の期間海外機関(SRI International:以下SRI)研修コース(Silicon Valley Venture Readiness:以下SVVR)に参加しました。
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期間:2016年2月29日(月)〜3月11日(金)
場所:SRI シリコンバレー
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本プログラムでは、シリコンバレーに立地するSRIが提供する企業教育プログラムを通じて、世界最先端のイノベーション・ノウハウを学ぶことができます。
参加者はプログラムを通して自らの事業プランをブラッシュアップし、世界市場でのビジネス展開を目指しました。
プログラムではシリコンバレーに2週間滞在し、VCや潜在顧客とのミートアップを含めビジネスの可能性を広げます。
今回、こちらのプログラムの参加レポートを複数回に分けて掲載いたします。
◼︎ SVVR 前日-1日目
前日
NEDO Technology Commercialization Program(TCP)の海外研修プログラム(SVVR)は、シリコンバレーにて実施されます。参加チームは前日に現地入りしました。
実は私も詳しく知らなかったのですが、シリコンバレーという地名があるわけではなく、シリコンバレーとは “カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の名称。特定の一箇所を公的に指す地名ではなく、ある程度広い地域一帯の通称として使用される。Wikipediaより” のだそうです。
SFOから滞在先のサンフランシスコ市内に向かいます
この日はなんと、サンフランシスコ在住のEvernote 日本法人会長の外村仁さんのご自宅でディナーに招待いただきました!シリコンバレーでの心構えについてご指導いただきます。
お土産には会津の日本酒
ホタテを見事にさばく外村氏
1日目
滞在先のサンフランシスコ市内のホテルから、研修会場のSRIまではハイウェイを通って約1時間の道のりです。
朝のハイウェイ 101
1日目は自己紹介と各30秒のElevator Pitcheから始まりました。研修はすべて英語で実施されます。研修の内容は主に「講義」、「個別のメンタリング」、チーム別にVCとのミートアップや調査などに自由に当てられる「Individual Team Research/Meeting」の3つの要素で構成されています。この日はIP Management, Role of the CEOなどの講義を受講しました。
会場のSRI(Menlo Park)
プログラム初日と言うことで、講義の後にはウェルカムディナーが開催されました。
レッドウッズ国立公園近くのレストランにて
◼︎ SVVR 2日目
2日目は午前中にチーム別のメンタリング、午後はシリコンバレーのVC(Venture Capital)とAngel(個人投資家)とのディスカッションというスケジュールでした。
チーム別のメンタリングでは、ピッチのアドバイスからアメリカのマーケットについて、また、必要があれば他のスペシャリストを紹介してくれるなど、かなり親身になって相談に乗っていただきました。明日は午後にプレゼンの中間発表がありますので、メンタリングでプレゼンのブラッシュアップを行います。
午後のVC、Angelとのディスカッションの様子
月曜日と火曜日はSRIにてランチを取ります。メンターや講師の方とコミュニケーションを取れる場でもあります。
ランチの様子 SRIにて