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冬目景作品の魅力

Taro Aoki

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは、こんばんは、アルバイトの青木です。

最近、自分の好きな漫画が1つ完結しました。

嬉しいような悲しいような複雑な心境です…

その漫画の作者がタイトルの通り冬目景です。「とうめけい」と読みます。

漫画とイラストレーターで、その画風が自分は大好きです。

漫画の特徴としてはすごく独特な世界観である作品が多いことです。

あんまり話すとネタバレになってしまうので話せないのですが、特に好きな作品を紹介します。

 

あらすじはWikipediaの引用です

 

羊のうた(1996-2002)

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幼い頃に母親を亡くした高城一砂は、父親の友人である江田夫妻に預けられた。それ以来、一砂は父親に会うことなく江田夫妻の下で育ち、高校生になった今では正式に江田夫妻の養子になるという話も出ている。小さい頃の夢をよく見るようになったことを除けば、一砂は特に変わりばえのないごく普通の高校生活を送っていた。

そんなある日、一砂は同級生の八重樫葉の腕についた血を見て、奇妙な感覚に襲われる。そして、その感覚に導かれるようにかつて両親と暮らしていた家を訪れ、実の姉である高城千砂と再会する。

そこで一砂は父親の死を告げられ、高城家の「病」のことを聞かされる。その病とは、吸血鬼のように発作的に他人の血が欲しくなり、理性をなくして他人を襲うという奇病であり、千砂自身もその病に冒されていた。この病は一砂にも発病する可能性があるが、男子は発病する確率が低いため、志砂により江田夫妻のもとに預けられていたのだという。

だが、既に一砂は発病していることを感じていた。一砂は再び千砂のもとに訪れ、そのことを打ち明ける。千砂は一砂に発作止めの薬を渡すが、変化を認めることを恐れる一砂は発作止めの薬を飲もうとしない。それを見た千砂は、自らの手首を傷つけ一砂に血を与える。

同じ病に苦しみ、自殺した父親の面影を追い求め他人を遠ざけて生きる千砂と、大切な人たちを守るため他人を遠ざけようとする一砂。 やがて2人は寄り添うように2人暮らしを始めるが……。

 

冬目景の代表作とも言える漫画で、すごく絵柄が古いですが面白いです。

 

ACONY(2003-2010)

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母親が海外へ赴任するため、祖父のいるしきみ野アパートに越してきた空木基海は、紫色の髪をした少女アコニーに出会う。アコニーはある実験の事故で死んだはずだったが、年を取らない体として父親とアパートに住みながら、事故以来行方不明となった母親を待っていたのだった。しかし、基海の母親がその実験について追っていることを知ると、基海とアコニーはアパートに住む不可思議な住人たちと不可思議な日常を過ごしながら、アコニーの母親の行方を追うこととなる。

 

 

全体的にシリアスな羊のうたとは対照的に、コメディ調の一話完結形式の漫画です。

アコニーかわいい

 

 

イエスタデイをうたって(1998-2015)

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大学を卒業したものの職に就くことなく、フリーターとして特に目標もないまま過ごしているリクオ。そんなある日、カラスを連れた黒ずくめの少女・ハルが現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつての想い人・榀子が東京に戻ってきたことを知る。

 

 

個性的な登場人物が多く、引きこまれた漫画です。

自分が一番最初に読んだ冬目景の漫画で、一番好きな漫画でもあります。

 

 

このように、冬目景の漫画は面白いものが多いのですが、非常に遅筆なことで知られています。

例えば、「イエスタデイをうたって」は完結するのに17年かかって、しかも11巻しか出ていません。

自分は高校一年の時から読み始めたのでそこまで意識しなかったのですが、最初から読んでいる人は流石に辛かったのではないかなと思います。

上の3作はいずれも自分のお気に入りなので、興味を持ったらぜひ読んでみてください。

 

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