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iPadでのビデオチャットに外部マイクを導入!しかし…
shimizu
私がリモート勤務を始めて1年半程になりますが、仕事中はSkypeでのビデオチャットを活用しています。
離れて働く会津オフィスのスタッフとの会話はもちろんのこと、繋ぎっぱなしにして聞き流すことで社内の雰囲気を感じ取れるため、孤独感を覚えることなく過ごせるという大きなメリットがあります。実際には、iPadをKubi(テレプレゼンスロボット)に載せて社内に設置し、私のiMacからSkypeで接続するという構成になっています。
ビデオチャットとして使うにあたり、基本的な機能としては不足はないのですが、音声の面でやや不満があります。というのも、iPadのマイクが背面寄りに位置しているため、直接話をしている正面の人の声よりも背面にいる人の声が大きく聞こえてしまう傾向があるように感じられる場面があり、マイク機能を調整することで改善できるのではと常々思っておりました。
そこで、iPhone・iPadのピンジャックに差せる簡易的なマイクを試してみようじゃないかと思い立ち、まずは調べてみることにしました。なお、スマホ・タブレット用のイヤホンやマイクを選ぶときは、「持っている機種で使える製品かどうか」について確認する必要があります。PCやICレコーダー用のものと違い端子が4極であったり、結線が2通り存在したりするので、注意しましょう。その点は私も気付いて、キチンとiPad対応と明記された「IPMC-01AL」を選び調達しました。価格も手頃で試すのにちょうど良い塩梅です。
ということでマイクを買ったので、早速会津に行った際にiPadにセットし、帰宅してからSkypeで通話してみました。外付けマイクだし音質も良くなるんじゃないかなどと楽しみにして繋いだところ、あちらで話す声は届くものの、こちらが話した声が聞こえていないようです!どうやらiPadにこのマイクを差していると、スピーカーから音が出なくなるようで、おかしいなと思いマイクの箱をよく見たら「機種により再生時マイクを取り外す必要がございますのでご注意ください」との但し書きが!抜かった!
ここからは推測ですが、このマイクの4極プラグにはイヤフォン用の音声出力の接点も付いており、これを差すとiPadが「イヤフォンが差された!スピーカーはオフにしよう!」と認識する状況になっているのでしょう。ということは、音声出力の接点を結線しない延長ケーブルを自作して間に挟めばマイクだけ認識してくれるのではないかと予想できます。そういった方法を実践したという情報を探したところ見当たらないので正しいのかどうか不明ではあるものの、試してみる価値はありそうです。次回結果報告にご期待ください…!