思考・考察
論点ずらし
nihei
表題は個人的に、議論をする時に特に気をつけている問題です。普段の会話であれば、結論・方向性が無い会話も問題が有りません(個人的にはあまり好きでは有りませんが)。しかし、仕事など利害関係が発生する場合、論点のずれが発生すると下記の問題が発生すると考えられます。
■問題点
①認識の不一致
②結局結論・方向性が導けず収穫なし
③時間のロス
④責任所在の不明瞭
意図して論点をずらし、結論を自分の意図する方向に導く人も少なくないので、注意する必要が有るでしょう。
論点ずらしの手法は多々有りますが、私の身の回りでは下記の方法がよく有るケースだと思います。例を含めて細かく説明したいところですが、長くなってしまうため、項目で挙げます。
■手法
①言動の拡大解釈
②客観的事象を主観で解釈(シチュエーション限定)
③類似物の列挙(対象の不明瞭化)
こういったことが発生しない・させない為に、自分としては下記を意識しています。
・別なテーマになるべく移らないようにする、考えを飛躍しないようにする
・別なテーマに移るときには、現在の問題点をきちんとストックし後から戻れるようにする
これらの方法は、アイディアを浮かばせるには向いていませんが、認識をあわせて会話する為には非常に重要です。
wikipediaに似たような面白いページが有ったので参考程度にのせておきます。
論点のすり替え:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%82%B9%E3%81%AE%E3%81%99%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88