雑記
2011年を振り返る
amito
2011年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか。私はTwitterを使ってライフログをしています。毎日のツイートや写真を振り返ることで、だいたいその日何をしていたのか、どんなことがあったのかを思い出すことができるようになっています。ライフログをつけているとたわいもない細かい出来事や、自分の思考も思い出すことができます。今年のログを読み返しましたが、私にとって2011年は良いことも悪いこともたくさんあり、とても一言で言い表せるものではありませんでした。
皆さんが今年を振り返って最初に思い出す出来事は、3月11日の東日本大震災のことかもしれません。日本のみならず、世界の人々にとっても、衝撃的で悲しい出来事として記憶に残り続けることでしょう。しかし、この出来事が単に「悲しい出来事」として記憶されるのはちょっと足りない気がします。TwitterなどのSNSを中心に、ネット上では震災に関する膨大な意見や感想が発信されています。それは政府や原発に関する意見、支援への感謝の気持ちなど様々です。いま現在も発信され続けているこれらの世論もすべて含めて「東日本大震災」という出来事が記録されるべきなのではないでしょうか。今回の震災が阪神大震災などの過去の災害と大きく違うのは、こういった一般人の災害に対する意見や感想が記録できるという点だと思います。これらの情報は貴重なデータとして未来で役立てられるはずです。
ライフログも同じで、未来の自分が見たときにどのように役立つのか考えながら記録すると良いライフログができあがります。2012年からは皆さんも是非毎日を記録してみてください。そして大晦日にログを振り返ったとき、「今年はいい年だった」と思えるような生活を送りましょう。では良いお年を。
綱藤 (年越し論文執筆)