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Windows Phone 7.5機種入手

ishikuro

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

第三の勢力として話題のWindows Phone 7.5機種IS12Tを入手しました。オークションで新品のIS12Tを購入し、寝かせてあった8円運用IS01(通称メガネケース)のSIMを挿しています。ちょっと触ってみた感想を述べます。後発の強みが出てると感じました。

iOS、AndroidどちらにもなかったUIデザイン

機能がタイル状に並んだデザインになっています。MSはMetroと名づけました。ホーム画面について、iOSは可愛いアイコンを並べる形、Androidも基本はそれを真似た上で多機能にした感じです。しかしWindows Phone 7はどれにも似ていません。タイル面に十分な情報も挿入できる上に統一感も損なわれません。

ただしMS謹製アイコンはやや視認性が悪いです。たとえば音楽プレーヤーの場合、iOSはiPadのアイコンだから分かりやすいけれど、Windows PhoneだとZuneのロゴになっていて所見だと一体なにを示しているのか検討がつきません。色による統一もこれに関してだけは仇になっています。

筐体気に入ってます

モックかと思うくらい軽いです。iPhone 3GSとほぼ大きさ、同じ画面サイズなのに重さは半分くらいに感じます。

Metroと合わせたデザイン、色もすばらしいです。iOSの洗練とは方向性が違ってクールです。Androidは自由すぎて、筐体含めたオシャレさは出しにくかったと思います。

ボタンに関して、必要十分なものが揃ってて気に入ってます。Phoneだとホームボタンしかなく、直前に使っていたアプリに戻るのが億劫でした。 Androindは逆にベンダーによってまちまちで、過剰な物理ボタンを装備しています。もし常に押せるボタンが5個あったとすれ ば、現在の作業に対する操作を常に5つ分頭に抱えてないといけないのです。私は特にメニューボタンが嫌いでした。可能な操作を毎回メニューボタンで探さな ければならないからです。その点Windows Phoneは、戻る、ホーム、検索 の順で3つだけです。iPhoneとAndroidの間の一番ストレスの少ない数に絞っています。

国内メーカーからリリース

震災後はなるべく国内メーカーを応援したかったのですが、Googleの選ぶいわゆるリファレンス機はことごとく海外製です。国産スマートフォンといえばモッサリで付属ソフトがしょぼいという印象でとてもじゃないが使いたくないとさえ思ってました。Windows Phone 7はMSからのハードウェア要件が厳しいらしく、そうそう悪いものは出ないようです。何か付け足すにしても実装するか否かはMSとともに検討するみたいですね。おかげでIS12TはAndroidの最新ハードウェアほどのパワーは無いけれど十分に軽快に動作してくれてます。ネットワーク以外で待ち時間はほとんど発生してません。

iOSとAndroidのちょうど中間くらいに位置してるというのは確かみたいです。現状、マーケットはtwitterクライアントさえ満足に出揃ってないです。かといってiPhoneのように初めから多機能かというとそうでもなくプリインストールでは、ソーシャルハブ、カメラ、Zuneしか使えそうなのは無いです。初期状態ではメモ帳すら見当たりません。これはユーザ側でどんどん増やしてくれという意味なんでしょう。マーケットはiOS同様審査が必要なのですが、機能的な制約はそれほど厳しくないみたいです。

ちなみに開発に用いるC# & .NET frameworkは、Objective-Cよりも思いっきりJava & JavaVMと競合するものです。これもJavaより後発の強みとして、C# & .NET frameworkのほうが覚えやすく使いやすいと聞くので試してみたいです。

担当: 石黒

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