思考・考察
技術者として
Masato Kaneko
唐突ではありますが、私は株式会社 Eyes, JAPAN のスタッフで、かつ会津大学でコンピュータ理工学を専攻する大学生であります。
そして、今更言うまでもないかもしれませんが、ここにいる自分は世の中に数ある学問分野や職業などの中で、計算機科学やコンピュータ関連の仕事に興味を持ち、現在それらの仕事に携わったり学問に励んだりしています。
そんな私ですが、将来は 技術者
になりたいと考えています。
もしかすると、自分と同じ Eyes, JAPAN のスタッフであり、会津大学の学生であるような人やそうでない人も、私と同じ目標を持っている人がいるかもしれません。
そして、私のようなコンピュータに興味を持っているような人や、コンピュータ関連の仕事に携わる人達は、日常で当たり前のようにコンピュータというものを利用しているに違いありません。
これを専門用語で言い換えると、コンピュータの エンドユーザ
である、ということです。
先程言いました通り、私はコンピュータの 技術者
を目指しており、それと同時にコンピュータの エンドユーザ
でもあります。
これら 技術者
と エンドユーザ
という単語は相反する意味を持ち合わせていることは言うまでもありません。
さて、ここまでの事実をふまえて私が言いたいのは、
少なくとも 私のようなコンピュータの
技術者を目指す人間は、ただのコンピュータのエンドユーザで終わるべきではない
ということです。
つまり、
技術者でないエンドユーザとは差別化されなければならない
ということです。
しかしながらコンピュータに興味を持ち、コンピュータに関する学問を専攻する人達やコンピュータ関連の仕事に携わる人達の中でも 技術者
を目指して いない 人はこの限りではありませんので、私の意見は無視していただいてかまいません。
ここで私が思う理想のコンピュータの 技術者
というのは、コンピュータのあらゆるコンポーネント (ここではハードウェアおよびソフトウェア) の動作や仕様を理解し、問題解決や効率的な利用法などを提案出来るような人です。
これは明らかに エンドユーザ
の意味することとは異なります。
技術者
でもある エンドユーザ
はコンピュータの資源をただ利用しているだけではいけないのです。
自分も当てはまるのですが、当たり前に提供されるハードウェアやソフトウェアを当たり前のように利用しているだけ、というのが一番良くないことだと考えています。
今の自分はまだ理想とするコンピュータの 技術者
とはかけ離れているので、
コンピュータの
技術者を目指す人間は、学び続ける姿勢を忘れてはいけない
ということを肝に銘じるようにしています。