エンジニア向け
競技プログラミングの時代が来た
beko
さて、この競技プログラミングが今注目を集めているようです。
多くのこういったコンテストは高校生や大学生を対象とするものが多く、一般・無差別級のコンテストはあまり多くありません。その数少ないコンテストのひとつを運営するのが TopCoder です。ここでは毎月3回程度、SRM (Single Round Match) という、3問・75分のコンテストが行われています。参加者はSRMでの成績によってレーティングが付けられ、高いレーティングを保持するプログラマは世界中から羨望と尊敬を一身に集めることになります。
このSRMの参加者数が、最近になって増加しているそうです。原因としては、 最強最速アルゴリズマー養成講座といった記事によって、競技プログラミングの知名度が高まったことが考えられるでしょう。
また、未だベータ版ではあるものの、 CodeForces というコンテストも始まりました。私もまだ参加したことはないのですが、これもTopCoderのSRMとよく似たコンテストだそうです。
競技プログラミングによって、極めて重要な多くのスキルを得ることが出来ます。私の実体験としては、
- コーディング速度・精度の向上
- 論理的思考力の向上
- アルゴリズムの知識の増加
- …
といったものが得られたように思います。
何より、コンテストにおいて問題を解くことは至上の喜びです。厄介な問題に対して適切なアルゴリズムを組み立てた上で証明も加え、長いプログラムをバグも出さずに一息に書き上げて一発正解したときの感動は、きっとゴルフのホールインワンに近いものがあるに違いありません。私はゴルフをやったことが無いのでよくわかりませんが。
楽しい上に実力も付く競技プログラミングを、今こそ始めてみてはいかがでしょうか。
担当: 田山(就活の際には資格・技能欄にレーティングを書いたりしてみたい)