PC・スマホ関連
USB Linuxのすすめ
beko

OSをインストールするという使い方があります。Linuxディストリビューションの中にはLiveCDで起動してUSBメモリの中にインストール出来るものがあります。それを使えば手軽にポータブルな自分だけの環境を作ることが出来ます。
例えば、カスタマイズ性が非常に高いウェブブラウザであるMozilla
Firefoxを使っていて、自分のお気に入りのPCで自分仕様のFirefoxを作りあげたとしても、別のPCに移動したら自分が構築した環境でないFirefoxしか使えない、なんていう悲しい状況があった時や、Windows
PCしかない環境でどうしてもUNIX環境を使いたい!、などといった場合に非常に役に立ちます。USBメモリにLinuxをインストールしておけば、Firefoxの設定やアドオンなどはもちろん、シェルの設定や壁紙、デスクトップテーマ、アプリケーションなどありとあらゆるものを持ち歩くことが出来ます。そこにUSB起動が出来るPCがあればいつでも自分仕様のLinuxBoxを作り出すことが出来るのです。また不幸にも起動しなくなってしまったPCからデータを救い出すことなども出来るので非常に便利です。
このように数多くの利点があるので、余っているUSBメモリを使ってみたり、Linux用として新たにUSBメモリを購入してみるのも悪くないと思います。USB起動のLinuxなら、既存のPC環境に傷をつけずに済むので、Linuxを使ったことがない人でも気軽に試すことが出来ると思います。興味を持った方は是非トライしてみてください!
担当:金子(USB LinuxならばUbuntuは割とおすすめです。)