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先週、年に1度のネットワーク製品の展示や講演等を行っているInterop2009に
参加するため、東京に行ってきました。かれこれ今年でInteropのお客さん8回近くになります。年々規模が縮小されている模様で、一昔前は幕張メッセ8ホール中7ホールを使ったりと大規模な展示会でしたが、今年はついに3ホール (展示ホール一塊分) とコンパクトに収まっていました。ネットワーク/セキュリティ製品の市場調査を目的に3日間の出張を行いましたが、初日のホールの縮小具合を見て実のところ時間を取り過ぎたかもしれないと軽い後悔がありました・・・ が一転、今年は規模は小さいですが、魅せ方が非常に上手く構成されていまして決して見所のない展示会ではありませんでした。今年は次のように工夫されていました。
- ■ Shownet Walking Tour(※) の内容を分野分けする
- 「伝送装置」「L2/L3」「セキュリティ」「サーバ」と分かれまして、コレにより興味のある分野の濃密なお話が聞けるようになりました。(これまでは歩くコースのみ)
- ■ 質問板がありスタッフの方へ素朴なものから技術的なものまで質問ができる
- 幾つかの意地悪な質問について、ご丁寧に回答して頂きました。
- ■ 企業の方の宣伝と勉強会を行うクラスルームが充実してる
- 今年はこれ迄に無い程会が設けられ、色々な製品/企業の見据える問題点と解決策等、大変勉強になりました。
- ■ 配線が遂に床下に張られ、非常に奇麗な会場を提供している
- これまで、配線が宙ぶらりんで、実は結構気になっていたのです・・・
※ Shownet Walking Tourとは:
Interop内会場のネットワークを構築メンバーが説明をしてくれるツアー。
ネタ仕入れにはまずコレを見なきゃ始まりません。
今年のInteropで毎年巨大なブースを出展していたシスコシステムズ(以下、シスコ)が出展していませんでした。 ゼネラルモーターズ(GM)の破産法申請で、新たなダウ平均を出す企業としてシスコ(米ですが)が選ばれていましたが、そのシスコがブースを出していなかった事に驚きを隠せません。これも不景気の影響でしょうか・・・ それでもきっちり機器提供はされていまして今回もすばらしい土台としての役割が行われていたので良いのですが。
今年は一人で見るには時間が全く足りない程コンテンツがあり、予定もキチキチでした。(SmartPhoneのスケジューラがこれほど大活躍する日が来るとは思いませんでした) 手当り次第にクラスルーム参加していました故、ブース側の情報がやや少なめとなってしまいましたが;; それ故、今年は充実3日間でした。 来年も行けると良いですね・・・
追伸1:
Paloalto社のPAシリーズのファイアウォール買いたくなりました。
(機能が凄い上、ベースJuniperらしいです)
追伸2:
仮想化技術のXen良いなぁ・・・
乗り換えたくなりましたが検証が・・・でもいいなぁ
そう刷り込まれて帰ってきたInteropでした。
担当: カロ藤 (XenかわいいよXen)