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最近やたらと光通信のCMが放送されており、データ通信の更なる高速化が求められています。
しかし、電磁誘導ノイズの影響を受けない安定した通信が可能で電子回路より少ない電力で働く光回路を自由自在に扱うには、
電子の置き換えなどまだまだ問題があるようです。
そんな中、光を一時的に閉じ込めることが可能な共振器をつかって「光の約30万キロメートルの速さを最大170分の1に減速させた。」
という記事が発表されており、目標へ一歩前進しました。
これにより速度の違う光信号をうまく扱えるようになれば少ない電力で複雑な情報をいち早く送ることができるので、
人にも地球にもやさしい技術であり、また近年進められている宇宙開発の促進にも繋がるのではないでしょうか。
人間が光を自在に操る時代もすぐそこまで来ています。
担当者:伊藤