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さて、今年も Interop Tokyo の ShowNet Team Member (STM) として参加させて
いただきました。もう 5 年目となり、STM の中でも年寄りとなってしまいまし
たが、参加できる限り続けていこうかと思っています。
ShowNet の内容ですが、今年の特徴はキャリアグレード NAT を用いた、2010年
シミュレーションでしょう。IPv4の枯渇問題は、遅かれ早かれ ISP にもエンド
ユーザにも問題となる事柄です。ISP に NAT が導入されたら今までのアプリケー
ションはそのまま使用できるのか? また、NAT の影響を回避するためにどのよ
うな技術を確立していくべきなのか。など、考えさせられる点は様々あると思い
ます。
学生時代に NAT に関するテーマで研究を行っていましたので、「○○みたいな
制限を NAT でされると、××で回避するか」などと楽しんでしまいます。専門
的な知識が無くても機能を利用できる環境を作るのが我々の役目ですので、その
ような世界になりそうな時には、何かおもしろい製品・サービスを立ち上げれれ
ば良いなと考えておきましょう。
担当: 衣川(IPv4/IPv6混在環境でのユーザサポートを考えてみよう)