エンジニア向け
2007/4/6
スタイル
beko

同じプログラムでも、書く人によって微妙な違いがあります。
例えば、私なら次のように書くとすれば:
例えば、私なら次のように書くとすれば:
//総和の取得 int Sum(int n){ int nSum = 0; int i; for (i=0; i<n; ++i) nSum +=DATA[i]; return nSum; }
真水 (弊社スタッフ) は次のように書くかもしれません:
//総和を計算 int CalcSum(int n) { int nSum =0; int i; for(i=0; i<n; i++) nSum += DATA[i]; return nSum; }
齋藤 (弊社スタッフ) ならこんな感じでしょうか:
int sum(int n){ int total =0; int i; for(int i = 0; i < n; i++){ sum += DATA[i]; } return total; }
やっていること (処理の内容) は全く同じですが、変数・関数の命名、空白や括弧の使い方などに個性 (あるいは癖) が現れていますね。
このように、人によって「スタイル」が異なるので、署名がなくても「誰が書いたプログラム」なのかはっきり分かってしまいます。従って、あのバグだらけのモジュールを書いたのが私だってことも一目瞭然なわけで……。
担当: 成田 (スタイルを持てるのは「強さ」。スタイルに拘るのは「弱さ」。)