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「ものづくり」に対しての意欲の向上

sakai

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というよりも、我々が幼い頃から様々なメディアや企業から「ものづくり」という単語を聞いている単語かと思います。特に、私たちエンジニアとって欠かせない単語の一つです。

「ものづくり」とは、日本の製造業と、その精神性や歴史を表す言葉であり、1990年代後半から企業やマスメディアの間でさかんに使われるようになりました。現在の日本の製造業の繁栄は、日本の伝統文化、固有文化に源を発するという史観であり、生産や製造を意味する言葉として盛んに使われるようになったのは最近のことです。また、製造業もそうですが、建築や情報技術においての開発、デザインなど、人の手から作り出されるもの全てにおいて私は「ものづくり」であると考えております。

ですが、最近ですと若年者の「ものづくり」に対しての意識、意欲が低下しているとの話がたまに小耳に挟みます。gold-train-x3

・少子化による若年労働者の減少

・若年者の就労意欲の減退

・職業意欲の希薄化

・学校教育と企業ニーズとの不適合

・経営環境の悪化による企業内教育の困難化

主にこの5つが主な原因となっており、世界で様々な開発、産業技術を担っている日本としては非常に大きな痛手でもあり、また日本が誇る文化も失われ後世に残すことも伝えることも困難な事態になります。では、若年者のものづくりの意識・意欲をどうすれば向上できるのでしょう。とある県では、「学校教育と企業ニーズとの不適合」という問題が大きなポイントとなりました。

自動車産業が最も活発な愛知県では、若年者のものづくり意識・意欲の低下の対策を取るため、とあるカリキュラムが組み込まれております。小学校の時点でライフステージに合わせた教育プログラムが組み込まれ、ものづくりの技術・技術者を志す子どもたちを増やし、産業ニーズにあった人材の安定的・継続的な育成の仕組みを作っております。つまり、幼い時点で産業開発技術の能力・意識を将来のためにすぐ築くことができるのです。中学や高校、大学においての職場体験、インターンシップなども長期的に実施し、よりものづくり意欲・意識を高めていっております。こうして考えてみると、学校も企業も人材育成のためにニーズ合わせようという努力が感じられます。

私の通う会津大学も産学連携での開発・研究やベンチャー企業でのアルバイトを推進しており、学生がより企業との繋がりを前向きに考えさせより技術の向上をしていくことを先生や職員の方からよくお話されます。これもまた、愛知県の取り組みと似たようなものがあり、企業と直接関わることができ、大学よりも様々なスキルや経験を学ぶことができ、「ものづくりした」その実感が大きくより、意識が高まります。

酒井

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