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この数年、次世代光ディスクの規格である
Blu-ray Disc と
HD DVD が業界標準の座を巡って競争を繰り広げてきました。
しかし、今年に入ってから大手の映画会社や小売店が今後HD DVDソフトの取り扱いを止めBDに一本化する動きが進み、HD DVDを主導していた東芝はHD DVD事業を終息すると先日発表しました。
これによって、買う方はどちらにするか惑わされずに済みますが、今度はBD陣営メーカ間での競争や、オンラインでの配信が普及してしまうとそもそもディスクメディアが要らなくなるのではないかといった危惧もあり、勝者もうかうかしてはいられないようです。
担当: 真水
確かにMacbook Airを見た時に、ドライブ無しでもこれありだなと思ったのでドライブや有線LANの重要性って確かに相対的に下がっている気がします。
これに関しては、Engadget Japaneseの HD DVD終戦 — 結局何台売れたのか?(http://japanese.engadget.com/2008/02/19/hd-dvd-qa/)の記事がかなり面白かったです。
麻倉氏の質問が出た瞬間の会場の空気は例えば、「何かを察知したヨーダが険しい表情で顔を上げる」カット、漫画で言えば「ざわ・・・ざわ・・・」の擬音を挿入していただけるといくらか伝わるのではないかと思います。敢えて誰も聞かなかった(聞かなくてもある程度は伝わっていた)数字を正面から、しかもHD DVDの質問が締め切られたあとにぶつけられるとはさすが巨匠です。(かつてBDのイベントで感動度スライドが大写しになったときは別の意味で独特の空気が流れましたが)。