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第2回シンギュラリティシンポジウムに参加して

Shota Oikawa

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

みなさん、こんにちは。私は先月の21日(土)に開催された、第2回シンギュラリティシンポジウムに参加してきました。そこでの感想を書いていきたいと思います。

 

シンギュラリティシンポジウムとは?

シンギュラリティシンポジウムは、技術的特異点(主に人工知能)に関する討論会です。

今回のシンギュラリティシンポジウムでは、人工知能に関する理論についてなどでは無く、人工知能によって引き起こされる問題や影響、超知能などについて多く討論されていました。

 

今回のスケジュール

以下のような3構成で行われました

  1. 第1部(講演会)
    • 「シンギュラリティへの道」 松田卓也(AI2オープンイノベーション研究所所長、神戸大学名誉教授)
    • 「Final Scenarios: 全脳アーキテクチャから目指す技術的特異点への望ましき道筋」 山川宏 (㈱ドワンゴ ドワンゴ人工知能研究所所長、特定非営利活動法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表)
    • 「人類を再発明するのに必要なこと(仮題)」 高橋恒一 (理化学研究所 生命システム研究センターチームリーダー、特定非営利活動法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ副代表)
    • 「第二の大分岐-汎用人工知能は雇用を奪うか?経済成長をもたらすか?人々は遊んで暮らせるか?(仮題)」 井上智洋 (駒澤大学経済学部専任講師)
    • 「国づくりに人工知能をどう活かすか?—新産業構造ビジョン—」 井上博雄 (経済産業省 経済産業政策局 産業再生課長)
  2. 第2部(パネルディスカッション)
    • 「日本からシンギュラリティを起こすには〜その具体的な方策」
      • ナビゲーター:塚本昌彦 (神戸大学大学院工学研究科教授)
      • パネリスト:松田卓也、山川宏、高橋恒一、井上智洋、井上博雄
  3. 懇親会

詳しくは以下のHPをご参照ください

第2回シンギュラリティシンポジウム開催のお知らせ

 

参加して感じたこと

私は、人工知能に関する一つの理論である HTM 理論についてしか勉強していませんでした。そのため、今回討論された内容の半分以上が、知らないことや考えたことが無かったものでした。

人工知能と経済を絡めた講演が、第1部の後半の2つでされていました。今まで経済に興味関心が無かったため、講演の内容を理解するのに凄く苦労し、結局理解し切ることはできませんでした。

そこでようやく、自分の見ている景色がとてつもなく狭いことを理解しました。私は、人工知能の理論の勉強で手がいっぱいで、人工知能がこの世界に及ぼす影響についてあまり考えてきませんでした。

しかし、それは凄くもったいないことで…人工知能と私達の将来について考えれば考えるほど、味わえるロマンや期待、夢は底知れない。

 

宇宙派と地球派

パネルディスカッションでは、宇宙派と地球派について少し討論がされていました。宇宙派と地球派について簡単に説明しますと、

  • 宇宙派
    • 人工知能に支配されてもいいよ (別に人類が頂点に君臨しなくてもいいかな)
  • 地球派
    • いやいや、我々人類こそがトップだ

と、このような感じだったと思います。(間違っていたら本当にごめんなさい)

皆さんは、宇宙派と地球派ではどちらでしょうか?

私は断然、宇宙派です。人工知能について学んでいるの身ですので、期待を込めて…

ここで本音を書いたら…あまりよろしく無さそうですので建前を(笑)

 

最後に

色んな意味で良い刺激を受けることができ、今回シンギュラリティシンポジウムに参加することができて本当に良かったと思っています。

登壇者の皆様、そしてお声をかけてくださった山寺さんに感謝を込めて、ありがとうございました!!!

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